長いブランクがある人がエレクトーン3級の合格を目指す秘訣とは


これからヤマハエレクトーン演奏グレード3級の合格を目指す人の中には、長いブランクを経てエレクトーンのレッスンを再開した人や、とくにブランクはないけれど、何度か受験にチャレンジしたものの、合格点にあと1、2点手が届かなくて悔しい思いをする人もいるようです。

受験の合否に関わらず、エレクトーンの指導者グレードの中ではもっとも難易度が高いと言われる3級にチャレンジすること自体が、とても素晴らしいことだと思うので、ほめてあげたい気持ちでいっぱいです。

これまでエレクトーンをこよなく愛する生徒さんや講師の方々から、ヤマハエレクトーン演奏グレード3級の受験について、たくさん質問をしていただき、いろいろと相談を受けることもありましたが、今日はその中で、長いブランクがある人がエレクトーン演奏グレード3級の合格を目指すための秘訣や、今後の勉強法などについてご紹介していきたいと思います。

子どもの頃からエレクトーンを習っていて中学・高校に入ってから部活や勉強が忙しくなり、エレクトーンのレッスンを中断して、大人になってから再開した人もいます。OLになってからエレクトーンのレッスンを始めて、結婚するまではバリバリ頑張ってグレードにチャレンジしてきて、結婚・妊娠・出産を機にレッスンをやめた人もいます。

また、子育てが落ち着いてきたので、空いた時間をエレクトーンのレッスンに充てて、補会頃に何度かエレクトーン演奏グレード3級を受けたことがあるものの、落ちてしまったので、再度チャレンジしてなんとしても合格切符を手に入れたいと意欲を燃やす人もいるようです。

学生の頃は、エレクトーンを演奏するのが楽しくて発表会やエレクトーンコンクールに参加していた人もいますが、やはりグレード試験、それも5~3級のエレクトーンの指導者グレードとなると、緊張感が走ります。

ピアノのレッスンをしばらく中断していた人は、まずは指をほぐすことから始める必要があるので、ハノンのスケール(音階)やツェルニーの練習曲などをみっちりこなしていくと良いでしょう。エレクトーンの場合は、演奏技術についてひとつひとつ見直していく必要があるかとは思いますが、ピアノにはないエレクトーンならではのデメリットとしては、数年ごとに新機種が発売されるため、これまで使っていたエレクトーンの機種では、グレード試験が受けられなくなることです。エレクトーンの機種が変わるたびに、演奏の部分でも奏法が大きく変わるということではありませんが、エレクトーンの機種によっては、鍵盤を押して力を抜く時のタッチトーンに、微妙な違いがあります。

とくに10年以上もの長いブランクを経て、エレクトーンのレッスンを再開すると、音楽教室でレッスンを受ける時に、新しい機種の機能性の良さ、音質の良さ、リズムの種類がかなり増えていてびっくりすることでしょう。

今から20年以上も前の古いエレクトーンの機種で演奏していた人は、新しい機種でレッスンを受けた時に、ベースにまでタッチトーンがついていることに驚くはずです。ベースにまでタッチトーンがついているということは、ベースの音やリズムにも、しっかりとした表現力が求められるようになったということ。
エレクトーン演奏グレード5級・4級では、ベースの表現力の部分にまで追求されることはないかもしれませんが、さすがに3級となると、ベースの動きや音色、表情などかなり重視されてくると思います。

ピアノは機種が変わることによって、演奏技術にはとくに何の問題もないけれど、エレクトーンは機種が変わるたびに、表現の部分でもかなり左右されることもありますので、その都度対応していかなくてはならない、そこが大変なところでもありますが、それだけに演奏する楽しみも広がり、やりがいも大きいと思います。

長いブランクを経てエレクトーンのレッスンを再開して、新しい機種でエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする人は、まずは新機種のエレクトーンの機能性について学んでおくと良いですね。

リズムや音色の数が以前の機種とは比べものにならないくらい大幅に増えていて、しかもリアルな音色で奥行きが深くなっています。クラシックの曲を演奏するのに、ストリングスやバイオリン、オーボエなどの弦楽器や管楽器の音色やタッチトーンも、より表現力が求められます。まずはひとつひとつ丁寧に取り組んでいくことから始めて、新しい機種に慣れていくこと、ここからがスタートですね。

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