エレクトーングレード3級ではどんな演奏レベルが求められているの?

現在、ヤマハのシステム講師や個人的に自宅でエレクトーン教室を開業している人は、ヤマハエレクトーン演奏グレード5級を取得していて、ただいま4級にチャレンジする人もいれば、すでに4級まで取得していて今後はさらなる飛躍を遂げようと思い、3級の合格を目指す人もいるようです。

5級よりも4級、そして4級よりも3級のほうが当然のことながら、グレード試験としてのレベルがアップしてより高い演奏力や表現力を求められるようになります。これから初めてエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする人も、すでに何度か受験してまだまだ合格点に届かない人もいると思いますが、難易度の高い試験なので、けっしてあせらずに前を向いてつき進んでほしいなあと思います。

「4級まではトントン拍子で合格できたのに、3級は何度も受験したけど、まったく合格の兆しが見えてこないし、自分の演奏について何が悪いのか、さっぱりわからない」と嘆く人もいるようです。「何度か3級にチャレンジしたのに、いつも合格点に1、2点足りない」と悩む人もいるようです。合格点に達するまでの1,2点の差歯小さいようでいて、実は大きな1,2点ですね。

あともう一歩で合格ラインが見えているのに、この1,2点の部分が追いつかなくて、エレクトーングレード3級の再チャレンジをあきらめる人もいるようです。よく考えてみたら、合否に関係なく、試験を受けることだけでもすごいですよね。3級を受けるために、課題曲や自由曲、自作曲を用意して、即興課題や初見演奏など、すべての科目をクリアしなければ合格点には手が届きません。

そして、当然のことながら学習者グレードに比べると、エレクトーン演奏5~3級は指導者グレードですから、受験する場所も遠くて、地方からの受験者は日帰りするのも大変だし、交通費や受験料などがかかってしまいますよね。合格点に届くまであともう一歩なのにも関わらず、受験料や交通費などが負担になり、再チャレンジを泣く泣くあきらめる人も少なくないようです。

すでにエレクトーングレード4級を取得していて、何度か3級にチャレンジした経験のある人も「頑張って4級まで受かったんだからこれでいい」と満足感にひたる人もいるし、人それぞれいろんな価値観があると思います。

しかし、それでもやっぱりせっかくここまで順調に合格してきたのだから、最高レベルの演奏力を身につけて3級に合格したい!と志の高い人もたくさんいます。試験のための準備にも時間がかかるし、日々レッスンしながら自己研鑽に励むのは大変なことです。でも、忙しい合間をぬってエレクトーン演奏グレード3級への合格を目指して、地道にコツコツ頑張っていれば、自分では気づいていなくても自然に実力が身につくようになるものです。

エレクトーン演奏グレード3級と4級の違いについて比べてみると、試験の内容ではこれまで4級にはなかった科目として、新たに自作曲が追加されることです。作曲をした経験がない人にとっては、自作曲が新たな壁になるとは思いますが、未知なる分野であるだけにかえって意欲がわいてきて、これを機会に作曲について学ぶ人もいます。

私の場合、とくに音楽関係の短大や専門学校、大学を卒業したわけではなく、短大卒業後はOLとして働いてきて、アフター5を有効活用してエレクトーングレード試験にチャレンジしてきました。その後、ヤマハのエレクトーン講師になってからは、4級までを目標してきましたが、良き師に恵まれたこともあり、自作曲をぜひ1曲は作りたいと思うようになりました。

でも、自分で曲を作るとなると、コード進行法とか和声とか、音楽の専門的なことを勉強しないといけないのでは?と思うかもしれませんね。人それぞれいろんな考え方があるとは思いますが、和声やコード進行、少し勉強はしましたが、広く浅くといったところでした。作曲の勉強とはいっても、何をどうすればいいのかというと、専門的な知識にこだわるよりは、自分の音楽的なセンスや感性を磨くことが大切ですね。

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エレクトーン演奏グレード3級を受験する前に! 合格するための心構えとは

ヤマハエレクトーン演奏グレード3級を目指そう!と思ったら、まずは何から始めたらいいの? 課題曲や自由曲はどんな曲を選んだらウケがいいの? エレクトーングレード3級の合格率はどれくらい? と次々に疑問が湧き出てくることと思います。

エレクトーングレード3級に合格したいと思うあまりに、熱心に対策を立てて、これまでの過去の合格率について調べる人もいれば、課題曲でよく演奏される曲などをリサーチする人もいるようです。でも、エレクトーングレードはその人の演奏力や表現力をとくに評価するので、弁護士や司法書士、情報処理試験のように試験合格対策というと、ちょっと違うような気がしますね。

手前味噌で恐縮ですが、私自身の体験談をお話すると、ヤマハエレクトーン演奏グレード8級から受験して、ほぼ1年に1回のペースで8級、7級、そして6級まで順調に合格してきました。

そうそう!この間、部屋の中を整理していたら、8級・7級・6級の合格の証として、合格バッジが3つ見つかりました。とっても懐かしくて、エレクトーンを楽しみながら一生懸命頑張ってきた足跡がここに刻まれているのだなあと、改めて感じとることができました。

現在、学習者グレードとして実施されているエレクトーン演奏グレードでは、このようなバッジなどのグッズがもらえるのかどうかは知らないですが、なにか形として残るとやっぱりうれしいものです。そして、地道に頑張ってきた自分へのごほうびがしっかり残っているので、大切にしたいと思いつつ、さらに前進していきたいと思いました。

エレクトーン演奏グレード3級では、課題曲を用意する必要がありますが、「どんな曲だと試験官にウケがいいの?」「他の受験者はどんな楽曲を選んで演奏しているの?」ではなく、いろんな曲を演奏して、自分なりにしっかりと吸収して表現力や演奏テクニックを養うことです。

中には緻密に計算するタイプの人がいて、エレクトーン演奏グレード3級に合格する裏技や必勝法などを探る人もいるようですが、エレクトーンの試験は筆記試験ではなく、勝つための試験でもないので、本質を見失わないようにと言いたいですね。

エレクトーン演奏グレード3級を受験する人の中には、これまで順調に5級・4級に合格した人もいれば、もともとピアノ畑で育ってきた人がエレクトーングレードにもチャレンジしていて、ピアノ、エレクトーンとも両方のグレード試験への合格を目指している人もいるようです。

エレクトーングレード4級までは順調に1発合格したのにも関わらず、3級は何度チャレンジしても合格点に近づくどころか、追試を受けるたびに合格点から遠のいていってしまう、そんな自分にイライラしてスランプに陥る人もいるようです。

これまでに熱心に試験合格対策を立ててきた人は、ちょっとものの見方を変えてみてはいかがでしょうか。そもそも音楽の試験には、数学のように1と1をプラスしたら必ずしも、その答えが2になるというものではありません。

その人の持っている演奏テクニックや表現力によっては、演奏を聴く人を圧倒するかのようなスケール感の大きい演奏ができるようにもなります。エレクトーン演奏グレードの5~3級には、追試制度があるので、限られた期間の中で、何度か追試を受ければ合格できるだろうと考える人もいるようです。しかし、下手な鉄砲を数多く撃てばどれか当たるというものではありません。

やはり、表現力や演奏テクニックなど、しっかりとした土台があってこそですから、合格ラインに達するにはそれ相当の努力が必要になります。中には、独学でエレクトーン演奏グレード3級を受験する人もいるようですが、やはり身近に指導してくれる講師は必要ですね。指導者としての長年の経験を持ち、多くの合格者を輩出している講師がいれば、心強いものです。

自分で一生懸命演奏しているつもりでも、表現力に関するアドバイスや演奏の悪い癖などを見抜いて、丁寧に指導してもらえるので、受験直前までは熱心にレッスンに通い、スキルアップを目指してはいかがでしょうか。

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