エレクトーングレード4級合格の秘訣は音楽のセンスを磨くこと

結論から言えば、エレクトーングレード5級の合格を目指すなら、即興AとBではある程度、コード進行のパターンやベースの動きも覚えておけばなんとかなる!!と思います。しかし、4級になると、マニュアル的に覚えるだけの演奏では意味がなく、音楽的なセンスが問われるようになります。

つまり、音楽のセンスを磨くことが必要で、いろんなジャンルの音楽をどんどん聞いて自分のものにする! ちょっとしたハプニングがあっても即興で臨機応変に対応できるぐらいの音楽的なセンスが求められるんですよね。

そう言えば、一昔前のエレクトーンプレーヤーの演奏を聴くと、今のエレクトーンとは違い、音色やリズムの数も少なく、音源もまったく違うので音質の良さや機能面では最新のエレクトーンにはかなわないですが、その分、音楽のリズムや表現力という部分では最高でしたね。ジャズの曲では、アドリブを入れたり、生演奏はとても素晴らしいものでした。

エレクトーンの先生に習い始めてから4級にチャレンジするまでには、2年近くかかったと思いますが、今すぐにでも4級にチャレンジするのではなく、まずは音楽的なセンスをしっかりと磨いておきたいと思いました。

ブライダルプレーヤーの仕事をする時は、できるだけ新しくレパートリーをどんどん増やすようにして、演奏する曲をどんどん変えたり、途中で間があかないように、即興的に演奏したり、臨機応変に対応できるようにしました。

そのような努力が実ったのか、5級を受験する時よりも4級のほうがとても楽でした。5級を受ける時は、エレクトーン講師になるための最低限のレベルが5級ということで、ちょっと義務感がありましたが、4級の受験については、これをしなければならない、4級に合格するためにはこんな風に演奏しなければならないといった気持ちをすべて捨てることにしました。

そのほうが音楽を心から楽しむことができるし、良い演奏ができるというものです。ヤマハ講師の仕事も含めて、エレクトーンの指導のみの仕事をしていたら、あまりこのようには考えられなかったかもしれませんが、結婚式場のエレクトーン演奏の仕事をしていたことが幸いなのかもしれませんね。

ふだんはあまり人前で演奏する機会がなく、エレクトーンの発表会で講師演奏をする程度でしたが、やはり人に聞かせる演奏と結婚式などのお祝いの場での演奏はまったく違います。ブライダルの仕事では、ハッピーな雰囲気の曲を演奏するのですが、ジャズの名曲やラテンの名曲、ボサノバなどもたまには取り入れたりして、どんどんレパートリーを増やしていきました。

結婚式ではエレクトーン用の3段の楽譜を見て演奏するのではなく、曲のメロディや前奏、コード進行のみが書かれている1段譜の楽譜を見て演奏しました。これって、グレード試験の即興Aと同じような感覚で弾けるんです。1コーラス目はメロディを忠実に演奏して、2コーラス目は即興でアドリブを入れるといった感じですね。

5級を受験する頃は苦手だった即興も、ブライダルの演奏を多数経験していくうちに、私も鍛えられたようです。4級の即興は5級とは違い、少し高度で、しかもコードネームがついていません。でも、だんだん慣れてきて、5級を受験する時のように、即興について苦手意識が少なくなってきたように思いました。

何事も「好きこそものの上手なれ」と言われるように、苦手だからしないのではなく、名が手を好きに変えていくには、まずは少しでもいいからやってみること。4級は、コード進行の覚えは通じないので、自分で好きなコード進行を見つけたり、なにか自分でできることから始めることにしました。どんどん楽しみを見つけていくと、演奏するのも楽しくなるものです。

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エレクトーングレード5級に合格したらいよいよ4級受験にチャレンジ

ヤマハエレクトーングレード5級に合格して、1か月後に合格通知が送られてきた時の喜びは、あまりの嬉しさになんとも表現できないほどでした。私は、2回目の受験で合格を手に入れることができましたが、現在、エレクトーン講師として活躍している人でも、5回受けた人もいれば、中には10回以上も受けてやっと合格した人もいます。

10回も受けると、さすがにもうやめようという気になるのではと思いますが、「やはりエレクトーンが大好きだから、講師になりたいという気持ちが強かったので、あきらめずにここまでこれた。」という話でした。受験の回数に関わらず、一生懸命チャレンジする姿は美しく、素晴らしいものです。

「5級に合格したら、すぐに4級受験の準備を始めなきゃ!」と熱心に取り組む人もいれば、「やっとの思いで5級に合格できたのだから、もう十分満足。」と思い、とくに今後しグレード試験にチャレンジする必要はないと考えている人もいます。「5級合格までにこれだけ大変な思いをしてきたのだから、もうこれ以上はグレード試験に情熱を注ぐことはできない。」ごもっともですよね。

私の場合は、OLとして働いている時に、エレクトーンを習い続けてきて、その間にグレード5級に2回のチャレンジで合格切符を手に入れたわけですが、その半年後にヤマハエレクトーン教室講師の認定試験が実施され、合格しました。ずっとお世話になった楽器店で今度は私が生徒を指導することになり、4年間習っていた先生は大変大喜びでした。

講師になってからは、ヤマハの音楽教室でエレクトーンを教える仕事、そしてこの他には事務所に所属していて、ブライダルプレーヤーの仕事と2足わらじを履いて生活が成り立つようになりました。ヤマハのレッスンがない日は、個人の生徒のレッスンもしていて、教室で教えるのとは違い、出張レッスンもとても楽しかったですね。

講師になってからは、シンポジウムなど勉強会にも積極的に参加して、自己研さんに励む日々でしたが、とても充実していました。その頃は、毎日忙しくしていたので、4級にチャレンジしようという気持ちの余裕がまだ、ありませんでした。

ところが、私が以前ならっていた先生が家庭の事情で退職することになり、その先生が教えていた教室の生徒を私が受け持つことになりました。中3の男子の生徒がエレクトーンがとても上手で、高校はブラスバンドで有名な高校に進学して、ブラス用の楽譜をエレクトーン用に自分でアレンジして弾いたりしていたのを見て、「この子はすごい!!」と刺激を受けました。

その生徒のレッスンでは、5級の自由曲のレパートリーと即興など、着実にグレード5級に向かってまっすぐ進んでいる!!という感じでした。自由曲には自分で編曲した楽曲を入れても良いので、それならブラス用にアレンジしたその曲もレパートリーに入れてはどうかと提案しました。

もし、この生徒が来年にでもエレクトーングレード5級を受験して合格したら、私と同じ級になってしまう、もちろん生徒が成長するのはうれしいことですが、私もうかうかしてはいられない!!と思うようになりました。
エレクトーン講師になっても4級にチャレンジする人は意外と少ないのですが、私はこのときに4級絶対に合格しよう!!と固く決心しました。同期のエレクトーン講師に、先生を紹介してもらい、月に2回、先生のご自宅にレッスンに通うことにしました。

これまでにはあまり演奏したことのないジャズやラテン、タンゴなどいろんなジャンルの音楽をもっと弾きこなせるようになりたい!とも思い、またまた自己研さんに励む毎日となりました。でも、講師になったことがゴールなのではなくここからが本当のスタートなので、スキルアップしたいですよね。

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エレクトーン5級に合格してセレモニープレーヤーを目指すまでの流れ

ヤマハエレクトーングレード5級の合格を目指すまでの道のりは長いと思いますが、何度かチャレンジして合格切符を手に入れたら、いよいよこれから演奏家としてデビューしたい! そんな日を夢見ているなら、自分から行動を起こすべし!ですね。

わたしの場合は、ブライダルプレーヤーの仕事をしたいという希望があり、ちょうどその頃タイミング良く、ある雑誌でその求人を見かけました。雑誌を手にとり、求人を見てすぐに電話したら、「ぜひ1度、履歴書を持って事務所を訪ねて来て下さい。」とのことでした。

履歴書には学歴や職歴、そして趣味・特技・資格の欄には、「ヤマハエレクトーングレード5級取得」と書き入れました。ブライダルプレーヤーやセレモニープレーヤーの仕事をするにあたり、とくに資格や学歴、年齢が問われることはないようです。どこどこの音楽大学出身者でなければならないとか、ピアノとエレクトーンの両方ができる人とか、そのような基準はないようです。

この仕事をするには、ブライダルプレーヤーやセレモニープレーヤー専門の事務所に所属するのが一般的で、中にはフリーで演奏の仕事をしている人もいるようですが、事務所に所属しているほうが、仕事がコンスタントに入ってくると思うので、最初からフリーでは大変ですよね。

この仕事をするのに、必ずしもヤマハエレクトーン演奏グレード5級を持っていなければならないという決まりはありませんが、やはりこの程度の演奏レベルに達していることを証明するためには、演奏グレード5級以上だと、事務所側としても安心して仕事を依頼できることと思います。

もちろん、5級に合格するまでの道のりは長いですが、その分、合格した時の喜びも大きく、長い時間をかけて資格を取得すれば、これからの仕事に十分活かせることでしょう。まずは事務所を探して、研修を受ける必要があります。事務所によって研修の内容はさまざまな違いがあると思いますが、結婚式や披露宴での演奏であれば、新郎新婦入場やケーキ入刀、新郎新婦退場後のBGM、余興の音楽、両親花束贈呈といったと通りの流れについて、演奏ができるように指導してもらえます。セレモニープレーヤーの場合は、葬儀場で演奏する時間は短いですが、葬儀場や参列客の雰囲気をつかみ、そのシーンに合う雰囲気の曲を選んで演奏するなど、確かな演奏力とともに冷静な判断力も求められています。

事務所で研修課程を終えたら、これからいよいよ本格的にセレモニープレーヤーのデビューとなります。気になるのが、結婚式や披露宴での演奏料ですよね。地域性や会場によっても格差が生じていますが、葬儀での演奏時間と拘束される時間が短いこともあり、披露宴と葬儀について比較すると、やはり披露宴での演奏のほうが、演奏料は高くなります。

結婚式と葬儀場での演奏の仕事、その両方をしている人もいますが、やかり向き不向きがあるようです。中には、「結婚式や披露宴など華やかな場での演奏は好きだけど、葬儀は悲しみの場なので、演奏はちょっと」という人もいれば、「結婚式よりも葬儀のほうが時間が短いのでやりやすい。」と思っている人もいるようです。

いろいろ賛否両論あるとは思いますが、自分の好きなことや得意なことを活かしていけば良いので、興味がある分野にチャレンジしてはいかがでしょうか。事務所によっては、結婚式や披露宴、パーティーのみの演奏を専門としているところもあれば、葬儀の演奏のみを専門としている事務所もありますので、両方やりたいと思ったら、ちょっと欲張って2か所の事務所に所属するのも良いかもしれませんね。エレクトーン演奏グレード5級を取得したら、指導者としてはもちろん、演奏家としての明るい未来が待っていることと思います。

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エレクトーングレード5級に合格してセレモニープレーヤーを目指す人急増中

ヤマハエレクトーングレード5級にチャレンジしても、1発で合格する人は少なく、2回、3回めの受験でやっと合格への切符を手に入れる、それが当たり前のようです。グレード5級以上になると、6級までの学習者グレードとは違い、生徒を指導する立場に立つ講師を目指す人のためのグレード試験なので、難易度が高くなります。

ヤマハエレクトーングレード5級に合格したら、ヤマハ音楽教室の講師としてシステム講師を目指すのも良し、これとはまた別の分野で演奏する仕事をするのも良いですね。一昔前は、結婚式場でエレクトーンを演奏する人のことをブライダルプレーヤーといった呼び方をしていましたが、10年ちょっと前から、葬儀場でもエレクトーン演奏が行われるようになり、ブライダルプレーヤーや葬儀場で演奏することのことも含めて、セレモニープレーヤーと呼ぶようになりました。

お別れの会や葬儀の場で、エレクトーンやピアノ、その他の楽器を演奏する人のことをセレモニープレーヤーと言い、葬儀というと重くて暗いイメージがありますが、古い昔のしきたりや慣習にとらわれることなく、家族葬やお別れの会といった形で、故人が生前希望していたスタイルで行われることもあります。

ヤマハエレクトーングレード5級に合格したら、生徒に指導する仕事をする人もいれば、演奏中心の仕事を希望する人もいますが、私の場合、性格的にやっぱり欲張りなのか、子供にエレクトーンやピアノを教える仕事はとても魅力的ですが、それだけではものたりない! 人前で演奏する仕事もしたい!と思っていたので、両方をとりました。もっとも、私が活躍していた時代は、まだセレモニープレーヤーという言葉はなく、結婚式場やホテルの披露宴会場で演奏するブライダルプレーヤーと呼ばれていた時代です。

ブライダルや葬儀など、セレモニープレーヤーの仕事をしていくには、どのような心構えでいれば良いでしょうか。結婚式の場合は、披露宴で新郎新婦が退場してお色直しまでの間、余興に歌が披露されますが、ブライダルプレーヤーは、お客様からのリクエスト曲に応えて演奏するのも腕の見せ所。しかし、今では、全国各地どこの会場でも、通信カラオケが導入されているところが増えてきて、ここはあまり出番ではなくなったようで、少し残念な気もします。

それでは、葬儀で演奏するセレモニープレーヤーの場合は、どのような感じでしょうか。葬儀は1時間程度で、その間にエレクトーンを演奏するのは20分~30分程度です。葬儀に参列する時に演奏をしますが、司会者が弔電を読む時に演奏することもあります。ごくまれにですが、生前に故人が好きだった思い出の曲をエレクトーンで演奏してほしいと、急きょリクエストされることもあります。

私は、ブライダルプレーヤーは経験してきましたが、葬儀での演奏は経験していません。知り合いのピアノの先生が、セレモニープレーヤーの仕事をしていて、ある日突然電話がかかってきて、「この曲の楽譜持ってない? 明日の葬儀でリクエストが来て、どうしよう~。」と言われたことがあります。

結婚式や披露宴なら、予定が早くわかるので、曲を探す時間の手間をかけられますが、葬儀はある日突然にスケジュールが決まるので、そのようなリクエストに応えるのは大変ですよね。もちろん、リクエストにはできるだけ応えようとサービス精神を発揮することは必要です。

葬儀場の雰囲気は、その時によって常に違い、悲しみムードでいっぱいになることもあれば、とても冷静で落ち着いた雰囲気になることもあります。セレモニープレーヤーにできることは、その場を落ち着かせてくれる曲を演奏して、その場に合わせてふるまうことです。

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