Category Archives: エレクトーン グレード3級 合格方法

ピアノ講師がエレクトーン演奏グレード3級の合格を目指す秘訣とは?

現在、ヤマハエレクトーン演奏グレード5級~3級の指導者グレードへの合格を目指す人の中には、現役のピアノ講師の方も多いようですね。ピアノの先生がエレクトーンに高い関心を持ち、熱心に取り組む姿には本当に心を打たれるものがあります。

そういえば、以前私が所属していた楽器店でピアノの先生方と一緒にコンサートや発表会などを何回か経験させていただきましたが、すでにヤマハエレクトーン演奏グレード5級を取得している先生もいらっしゃいました。また、これから5級にチャレンジしたいと希望する先生も何人かいらっしゃったので、本当に前向きですごい!と思いました。

グレード試験の合否に関係なく、このようにポジティブにエレクトーンの演奏を楽しむことが大切だし、まじめにコツコツ頑張っていれば、5級の合格はもちろんのこと、4急、3級と確実にステップアップができるものと思います。

近年は、少子化・高齢化が急速に進んでいて、全国的にエレクトーン人口が減少しているとも言われていますが、現役のピアノ講師、以前ピアノやエレクトーンを習っていたけど長いブランクがある方、中高年世代の方にもエレクトーンに親しんでいただいているようで、とてもうれしく思います。

今日は、ピアノ講師やピアノ経験者がヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする場合に、どのような練習をすれば良いのか、ピアノとエレクトーンの本質的な違い、ピアノとエレクトーンの奏法の違いなどについて触れてみたいと思います。

ピアノとエレクトーンに共通していることは、みなさんすぐにおわかりだと思いますが、鍵盤楽器の仲間だということです。しかし、ピアノとエレクトーンは見た目に違いがあり、ピアノは鍵盤が一段、エレクトーンは鍵盤が二段に分かれていますね。そして、ピアノはハンマーを叩くことで音が響き、強く叩くと太くて強い音がでますが、指のチカラを弱くすると小さな音になります。

エレクトーンは電子楽器ですから、何通りもの音色やリズムがあり、強く叩くと強い音が出ることもありますが、ピアノとはタッチによる表現力がまったく異なります。ピアノ経験者は、「エレクトーンのタッチによる表現が難しくて」という人が多いようですね。

単純に考えるとピアノとエレクトーンでは、鍵盤の重さがまったく違い、ピアノのほうが重く、アップライトピアノよりもグランドピアノのほうが鍵盤がかなり重くなっています。ピアノの鍵盤の重さは、ピアノのメーカーや機種などによっても、微妙な違いがあるようです。
ピアノ経験者は、幼い頃から指の練習を熱心に積み重ねてきたので、とにかく指がよく動くので、とても素晴らしいことだと思います。そして、練習曲や有名な楽曲の楽譜を見ても、16分音符や32分音符などが頻繁に出てくるので、指の動きがとてもスムーズで、読譜力もとてもしっかりしています。

エレクトーンだけをしてきてピアノの経験がない人は、指の速い動きが苦手な上に、読譜力もいまひとつのようです。そう考えてみればピアノ経験者は読譜力と指のスムーズな動きがエレクトーンにも十分活かすことができるので、強みですよね。

私の知り合いのピアノ講師さんにも、エレクトーンの指導もできるようになりたいと熱心にグレード試験にチャレンジして、これまでヤマハエレクトーン演奏グレード5級・4級と順調に合格して、次は3級を目指すことに意欲的な方がいます。すでに何度か3級の試験にチャレンジしたものの、初見演奏は合格点に達しているのに、自由曲と即興が合格ラインに達することができず、苦労しているようです。

しかし、チャレンジ精神がとても旺盛で何度でも受験して今度こそは合格したいと希望に胸をふくらませている様子です。その先生に私からアドバイスをするとしたら、ピアノにはないエレクトーン独自のタッチや奏法について、今一度見直して、もう一度基礎から見直してみると良いですね。

エレクトーンのグレード試験官は、楽曲演奏を聴くとすぐにピアノ経験者だとわかるようです。ピアノ特有の鍵盤をたたく瞬間のタッチ゛だけではなく、トランペットやバイオリン、フルートなどひとつひとつの楽器の特徴をしっかり捉えて、その音色らしさをアフタータッチやホリゾンタルタッチなどで、しっかりと表現することが、重要ポイントになります。

ピアノにはないエレクトーン独自の奏法には、足鍵盤によるベースの演奏があります。ベースの踏み方にも、タッチによる表現で音の響き方や強弱も変わってくるので、足鍵盤の演奏をおろそかにしないように心がけておくことも忘れずに。

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エレクトーン演奏グレード3級にチャレンジして音楽の幅をもっと広げよう

エレクトーン演奏グレード3級を目指すピアノ講師やエレクトーン講師も全国各地にたくさんいると思いますが、そもそもどのような目的でチャレンジしているのでしょうか。ひとりひとり、その目的や目指すところにもさまざまな違いがあるようですが、5級・4級よりも当然3級のほうがレベルが高いので、スムーズに合格できるものではなさそうです。

中には5級・4級まではスムーズに一発で合格したのに、3級は何度チャレンジしても合格点に達することができない人もいれば、私のように5級は2回目のチャレンジで合格して、グレード6級から5級の受験でそのレベルの高さにギャップを感じて悩み、なんとかして乗り越えてきて、そのあとの4級と3級はスムーズに合格した人もいます。

3級にチャレンジしたものの、もうそこまで頑張る必要もないだろうと重い、あきらめた人もいるようですが、みなさんいろいろ試行錯誤しているようですね。しかし、グレード試験って、何度もチャレンジしているうちに、だんだん受験勉強をするような感覚になることはありませんか?

ともすれば有名大学を受験するのに、机の上にかじりついて夜遅くまで勉強するような感じになる人もいるようですが、エレクトーンは音楽の世界ですから、頭がカチコチになってしまったのでは、豊かな表現力や演奏力を身につけることはできません。

エレクトーンの奏法の本や即興演奏のテキストや参考書を片手に熱心にエレクトーン演奏グレード3級に取り組むのも良いけれど、もう少し心の余裕を持ってはいかがでしょうか。グレード試験に合格することばかりを考えていたら、かえって頭が固くなってしまうので、しばらくの間、テキストや参考書から離れてみると良いですね。

それよりも、好きな音楽のジャンルがあれば、コンサートやライブにぜひ足を運んでみましょう。田舎に住んでいるので、なかなかライブやコンサートに足を運ぶような機会がないのなら、CDや音楽プレーヤーで好きな音楽をたくさん聴くと良いですね。

ちなみに私は、ラテン系の音楽やジャズが好きなので、近くのレンタルCDショップに行って、よく借りていました。今では、ネット通販などで中古品のCDも取り扱われているので、もしかしたらレンタルするよりも安く購入できるかもしれませんね。

今の時代、エレクトーンでジャズやラテンの曲を演奏する人が少なくなっているようで、若手のエレクトーンプレーヤーの方も、このようなジャンルの曲を演奏する人が少なくなっているようですね。ジャズやラテンの曲って、最初はちょっととっつきにくいかもしれないけど、コンサートやライブに足を運んでみると、独特のリズム感やノリの良さがあって、けっこうハマッてしまうものです。

ラテンにはサンバやルンバなど、アップテンポのものからミディアムテンポまで、いろんなリズムがありますので、聴いているだけでも楽しい気分になるし、南国の音楽はとっても楽天的ですよね。グレード試験の勉強に行き詰まった時にも、ラテン系の音楽を聴くと、そんなことで悩んでいることがとてももったいないような楽しい気分にさせてくれます。

グレード3級の試験合格!必勝といった感じでギスギスしたムードになるよりも、むしろこんな時だからこそ理屈抜きで音楽を楽しむと良いですね。そのほうが、自分の音楽性をより豊かに広げることができるようになれるし、そもそも音楽とは文字通り「音を楽しむ」ことが大切ですよね。

ヤマハエレクトーン演奏グレード3級を目指すことは、すなわち自分の音楽性をより豊かにすることでもあるので、それができること自体がとても素晴らしいことです。試験の合否結果に関係なく、理屈抜きで音楽をしっかり楽しんでほしいと思います。

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エレクトーングレード3級に合格する秘訣は音楽性の豊かさと表現力と向上心

エレクトーン演奏グレード5級から3級までは、指導者グレードといい、その名の通り、エレクトーンの講師を目指す人のための試験として位置づけられており、デモンストレーターやプレーヤーを目指す人は、できれば4級、3級までは取得しておきたいですよね。
とはいっても、現役のデモンストレーターでも、ヤマハエレクトーン演奏グレード4杞憂までは合格したものの、3級を受験するとなると、なかなか一発合格は難しいようです。

ヤマハエレクトーン演奏グレード4級と3級、このレベルの差はどれくらいのものなのでしょうか。実際に4級と3級を受験したことがある人なら、どのくらいのものなのか、イメージできると思います。しかし、これからエレクトーン演奏グレード3級を受験する人にとっては、未知なる世界ですから、受験することに不安を抱く人も多いでしょうね。

エレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする前に、4級と3級との決定的な違いについて、まずは知っておく必要があります。より深い表現力と豊かな音楽性が求められるのがエレクトーン演奏グレード3級ですが、5級・4級にはなかった科目として、新たに自作曲が加わります。

つまり、受験者が作曲した楽曲を1曲、盛り込まなければならないということ、これが4級と3級との決定的な違いです。これまでにさっき良くをした経験がある人なら、試験科目に自作曲が盛り込まれていても、それほど大きな戸惑いを感じることはないと思いますが、作曲についてまったく経験がない人は、ここが大きな壁になってしまうようです。

私の体験談から言えば、自作曲のレパートリーなど1曲もなく、とにもかくにも作曲というものを生まれてから1度もしたことがありませんでした。エレクトーン演奏グレード5級を受験する時に、モチーフ即興という科目が加わり、そこで初めて伴奏をつけて短いフレーズの曲を即興で作ることを経験しました。

これまで、作曲に関する勉強をしたことがなく、5級を受験する時は、モチーフ即興が苦手、というよりもエレクトーンのレッスンの時にモチーフ即興を演奏するのが苦痛にすら感じられました。それでも、ある程度、コード進行のパターンを自分で考えておいて、あとはコード進行の流れに合うようにメロディーを乗っけていけば、5級・4級まではなんとかなるものです。

3級では、モチーフ即興もこれまでのようにはいかないし、自作曲も揃えておかなければならないし、どんどん壁にぶつかっていく感じでした。しかし、どこかでその壁を乗り越えていかないと、いつまでたっても合格することができません。私は自分の演奏が特別に人より優れているとは思えないし、曲作りのセンスがあるわけでもなく、これといって得意な音楽のジャンルもありません。

それなら、もうここで開き直って、音楽のセンスを磨くこと、もつともっと演奏力や表現力をレベルアップできるように、いろんなジャンルの音楽を演奏できるようにすることだと考えました。ただなんとなく、エレクトーン演奏グレード3級の受験をしても、簡単に合格できるものではないし、自分に実力をつけようと思ったら、あとは音楽性を豊かにして向上心を持つことしかないと思いました。ここまできたらあとはもう、自分の気持ちの問題ですよね。

「3級には合格するのは無理かも。」と考えるなら、やはりその通り合格を目指すのは無理なのかもしれません。しかし、「ここまできたら絶対に3級合格を目指そう。」と思い込んだら、それを実現させることはできるものです。

これまで何度かヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジしたものの、合格できなかった人も、これから受験しようかと考えている人も、ネガティブな気持ちをすべて捨てて、ポジティブに考えるように意識してはいかがでしょうか。

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エレクトーングレード3級合格を目指すならいろんなジャンルの音楽を体験すること

エレクトーンの演奏がもっと上手になりたい!と思ったら、発表会に積極的に参加したり、コンクールにチャレンジするのも良いですが、やっぱり演奏力があることを多くの人から認められるようになりたいですよね。そう思ったら、自分の演奏力や表現力をよりレベルアップするために、ヤマハエレクトーングレード試験にチャレンジすることをおすすめします。

これまで5級・4級と順調にグレードアップしてきた人は、「ここまできたらヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジしてぜひ合格したい。」と向上心旺盛な人もたくさんいます。6級から5級までは遠い道のりではありますが、5級から4級、そして4級から3級と合格するには、はるかに長い道のりになるかもしれませんね。

「4級までは1度も落ちることなく、順調に合格できたのに3級は何度受験しても、なかなか合格できない。」「3級を何度受験しても、いつも合格点に1,2点足りなくて落ちてしまう。」と悩む人もいるようです。

エレクトーン演奏グレード3級に1度の受験で合格する人もいれば、何度かチャレンジしても合格点にあとわずかというところまで来ているのに、なかなか手が届かない人もいます。この差はどんなところにあるのか、どのような努力をすれば合格点に近づけるのか、そこがいちばん知りたいところですよね。

ここまで来たら、「これをすればエレクトーン演奏グレード3級に合格できる!」といった考え方をするのではなく、純粋に音楽をもっと楽しんでほしいと思います。みなさんは、もともと音楽が大好きでエレクトーンという楽器に親しんでこられたのですから、音楽をもっと楽しんでほしいと思うし、特定のジャンルの音楽だけではなく、もっともつといろんなジャンルの音楽に親しむようになれると、より豊かな音楽性や感受性を養うことができるようになります。

私の場合は、8ビートや16ビート、ラテン系の音楽を演奏するのは好きなほうですが、エレクトーンのグレード試験で言えば2ビートや4ビートの音楽は苦手なほうでした。2ビートや4ビートの音楽とは、スイング系、ジャズ系の曲ですね。

そこで、まずはジャズの名曲を演奏できるようにしたいと思い、「A列車で行こう」「枯葉」「サテンドール」などの曲にチャレンジすることにしました。このような曲は、これまでに演奏したことがなく、曲の頭から最後までスイングのリズムが使われています。

なぜこれまで8ビートや16ビートの曲中心に演奏してきたかというと、リズムが聴き取りやすくてノリやすいからです。2ビート、4ビートのスイングのリズムは8ビートや16ビートのリズムに比べると聴き取りにくいし、しかもノリにくいのが難点でした。

自分の欠点がそこだと気付いた時、それならジャズの名曲を弾けるようになりたいと思い、新たにチャレンジすることにしました。エレクトーンのレッスンにも月2回通って、メロディーの表現の仕方やリズムのノリ方など、先生がとても丁寧にアドバイスして下さいました。

これからヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする人、またはすでに難度か受験したけど不合格になった人は、もしかしたら苦手なジャンルの音楽がいくつかあるのではないでしょうか。3級では、あらゆるジャンルの音楽が表現豊かに演奏できるように求められているので、あえて苦手なジャンルの音楽にチャレンジしてほしいと思います。

そして、いろんな音楽をただ聴くだけではなく、自分で体験することが大切ですよね。5級を受験した頃までは、ジャズと言えば未知なる世界といった感じでしたが、4級を受ける頃からジャズの曲を聴いたり、ライブに出かけるようになりました。3級を受けるまでには、ジャズのスタンダードな曲を演奏できるようになり、演奏するのが楽しくなりました。このようなひとつひとつの積み重ねが自分の実力になっていくので、まずはここからチャレンジですね。

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エレクトーングレード3級で即興Aをクリアするための練習法・学習法とは?

エレクトーングレード5級から3級までは、指導者グレードと言って、その名の通り、エレクトーンの講師やデモンストレーターなどを目指すための資格です。ヤマハ音楽教室でのエレクトーン講師を目指すのなら、エレクトーン演奏グレード5級の合格を目指す必要があります。それでは、4級・3級については、とくに受験する必要がないのかと思うかもしれませんね。

エレクトーン講師を目指して5級に合格したらそれで終わりなのではなく、むしろここからが新しいスタート地点に立つわけですから、さらなるスキルアップを目指して4級にも3級にもぜひチャレンジしてほしいものです。20代前半でエレクトーン講師になり、最初の1~2年間は研修や勉強会などで忙しくなるので、グレード試験のことを考える時間の余裕がないかもしれませんね。ある程度仕事に慣れてきて、時間に余裕があれば、スキルアップを目指すチャンスです。

4級までは、地道に努力を重ねていけば合格できると思いますが、4級に合格してから3級にチャレンジするのは大変なことです。何が大変かというと、やはり即興Aですよね。エレクトーン演奏グレード3級には、この他に即興B(モチーフ)や自作曲もあるので、大変と言えば大変なんですが、即興Aは、曲全体の小節数がかなり長い上に、ワルツや2ビート、4ビート、8ビート、ジャズワルツ、ボサノバ、ラテン、サンバなど、4級に比べるとかなり難易度がアップします。

即興Bのモチーフや自作曲については、コード進行をしっかり勉強して、即興で曲を作れるくらいにまでスキルアップができていれば、それほど戸惑うことはありません。即興Aについて、「どのように学習したら良いかわからない、なにか特別な練習法はあるの?」と尋ねられることがよくあります。

エレクトーン演奏グレード3級対策とか、合格必勝法などというものは、ないに等しいといった方が良いですね。楽なことをして合格できるような甘い試験ではないし、即興演奏の力を短期間で身につけようと思っても、まず難しいでしょう。3級では、とにかくいろんなリズムの曲調が即興課題となりますので、ジャズやボサノバやサンバ、ラテンなどの楽曲をたくさん聴いてみると良いですね。

エレクトーン演奏グレード3級の即興Aでは、3拍子の曲が出題されることもあるのですが、3拍子とはいっても、クラシック風のオーソドックスなタイプのワルツもあれば、ウインナーワルツ風の華やかな雰囲気の3拍子の曲、大人っぽくてしゃれた感じのコード進行のジャズワルツなどもあります。

即興Aでは、32小節程度のメロディーが書かれている楽譜が与えられ、即興Bと合わせて予見時間が10分間あります。限られた時間の中で、まずは即興Aのメロディーを見ながらリズムや曲の響きをイメージして、どんなリズムを選んだら良いのか、どんな音色が合うのかイメージします。

即興Aの課題がボサノバ風のメロディーだと思ったら、ボサノバのリズムを選んで、演奏するテンポはどれくらいがふさわしいのか、イメージします。ボサノバのリズムで演奏するのなら、左手のバッキングの部分も、ボサノバらしく表現できるようにリズムをしっかり刻むことです。

即興Aでは、1コーラス目は与えられた楽譜のメロディーの通りに演奏して、2コーラス目にはコード進行にあった変奏やアドリブを入れて、3コーラス目は重奏で盛り上げるといった形式になっていると思いますが、全体的に曲の雰囲気に合うように演奏することです。楽譜にはコードネームは一切書かれていないので、メロディーに合うコードを自分で判断して演奏しなければならないですね。

これができないようでは、即興Aはクリアできないので、自由曲や初見演奏などの科目が合格ラインに達していても、即興の科目で合格ラインに達しなかった場合は、追試になることもあります。追試になった科目があれば、その科目のみ再チャレンジすることができますが、追試を受けるまでの間にしっかりスキルアップして苦手な部分を克服しておかないと、合格ラインには到底近づけないと思います。

即興Aだけ追試で受験して、前回よりも点数が下がった場合にも、新しく追試で受けた時の点数が活かされることになってしまいます。しかし、言い換えれば苦手な部分を十分に克服することができれば、合格はもう目の前にあるのですから、あとはチャレンジ精神ですね。

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エレクトーングレード3級合格への道のりは長い! ここで試験にまつわる疑問点を解消しよう

ヤマハエレクトーン演奏グレード3級は、指導者グレードの中ではもっとも難易度が高い級であり、10級から6級までは学習者グレードといって、試験は最寄りの楽器店で受けることができますが、ピアノ・エレクトーン5~3級、そして楽典などの問題が出題される指導グレード5~3級などの指導者グレードについては、指定された試験会場に出向いて行かなくてはなりません。

これまでの私のエレクトーンライフを振り返ってみると、最初は学習者グレードのエレクトーングレード8級から受験して、トントン拍子に6級まで合格することができました。その後、5級を受験することになって、初めて遠くの試験会場まで電車やバスを乗り継いで受験して、ここで初めて試験に落ちてしまい、挫折を味わったこともあります。

とくに、6級から5級合格までの道のりは長く、その時は分厚くて高い壁を乗り換えるにはどうすれば良いのだろうかと、試行錯誤していました。私の友人にも、エレクトーン演奏グレード5級に何度かチャレンジした人がいます。受験会場に行くまでに時間と交通費がかかり、しかも受験料も学習者グレードに比べると高くなることもあり、仕事とエレクトーンの受験を両立させるのが難しくなったそうで、ここ数年は受験していないという話を聞きました。

しかし、そこであきらめてしまっては、完全に止まってしまうので、やっぱり5級は絶対に合格したいですよね。エレクトーン演奏グレード5級まで合格することができれば、エレクトーン講師になる道も開けてくるわけですから。すごくきつかったけれど、今思えばあきらめなくて良かったなと思います。

エレクトーン講師になって、しばらくの間はその先のグレード試験については考える余裕がなくて、研修やシンポジウムなど多忙な日々を過ごしていましたが、ある時期から「そろそろ4級にチャレンジしたいと思うようになり、良き師に恵まれて幸いにも一回の受験で、4級に合格することができました。もうここまできたら、あとは3級受験にチャレンジするしかないと思うようになり、「もしかしたら合格を目指せるかもしれない」という予感が走り、4級を受験して、その1年後に3級を受験して、一回の受験で合格切符を手に入れることができました。

ここまでは、私がエレクトーン演奏グレード3級に合格するまでの話ですが、中にはこれから3級にチャレンジしようと思っている人や、すでに4級に合格して3級は受けようかどうしようか迷っている人もいると思います。

エレクトーン演奏グレード3級の受験について、さまざまな疑問点についてこちらで解消できればと思います。エレクトーン演奏グレード3級について、よく周りの人から質問されるのですが、作曲についてよく聞かれることがあります。

エレクトーン演奏グレード4級までは、とくに試験科目に作曲はありませんが、3級では自殺曲を1曲用意しておかなくてはならないので、とにもかくにも自分で曲を作らなければならないわけです。私と同期のエレクトーン講師が、「先生。3級を受験しようかと思って、今レッスン受けに行っているのだけど、自作曲ってどんなレベルの曲を作ったらいいの?」と尋ねてきたことがありました。

エレクトーンを子どもの頃から習っている人は、とくに楽曲を作る勉強をしてきた人も多いようです。そのような経験が豊富な人なら、エレクトーン演奏グレード3級を受験する時に、自作曲が必要になっても、とくに戸惑うことはないと思います。

しかし、4級まで順調に合格できたものの、これまでに作曲をしたことがない人にとっては、受験要項にある「自作曲を1曲用意すること」の文字を読んだ時点で、「これまで作曲など変革的に勉強をしたこともないし、どうしよう」と動揺してしまうようですね。

エレクトーン演奏グレード3級では、「作曲についてもこれからは必要な要素となるので、しっかり勉強しましょう。」という程度に認識していれば良いと思います。なにもプロの作曲家や音楽講師に専門的な作曲法などを習いに行く必要はありません。実際のところ、私は音大出身でもないし、作曲について変革的に学んだことはまったくありません。

とくに、これといって曲作りのセンスや才能があるというわけでもないし、強いて言えばいろんなジャンルの曲を聴いたりして、モチーフ即興の延長のような感じで、曲を作った程度です。自分の好きなジャンルの音楽やリズムを見つけて、最初は4小節程度のモチーフとなるメロディを作ってみて、そこから曲作りのきっかけをつかんではいかがでしょうか。

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エレクトーングレード3級で苦手な課題曲を豊かに表現するには

ヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジしたいと思ったら、まずは試験の時に演奏する楽曲の数をきちんと揃えて準備しましょう。私が受験したのはもうずいぶん前のことですが、その頃に比べると、今では3級の受験では課題曲が1曲、自由曲が4曲、そして自作曲を1曲用意すれば良いので、ずいぶんと準備が楽になったような印象を受けます。

自由曲4曲の中には、既成のエレクトーン楽譜の曲をレパートリーに加えることはもちろんですが、自分で編曲、つまりアレンジをした曲を盛り込んでも良いそうですね。なので、アレンジには自信がある!という方は、自編曲をレパートリーに加えておくと良いでしょう。

一昔前のグレード試験と比べて、楽曲数がずいぶん減ってしまいましたが、受験要項がこのように改正されてから、初めて5~3級の試験を受験する人は、これをどのように捉えているのでしょうか。
「用意する楽曲数が少なくて、それなら一発で合格する可能性が高いのでは」と期待する人もいるかもしれませんね。しかし、あくまでも試験を受けるために用意する楽曲の数が減っただけであって、試験の難易度が下がったというわけではありません。

エレクトーン演奏グレード3級を受験するのに、3級に対応した曲を4曲だけ練習してから、受験すれば良いという考え方ではなく、ビート感のある曲やジャズ、ワルツ、クラシック、ラテンなど、あらゆるジャンルの曲にチャレンジして、できるだけたくさんの曲を演奏できるようになることです。その中から、厳選した4曲を自由曲として選び、万全の体制で試験に臨みましょう。

自由曲で、必ずしもクラシック曲を演奏しなければならないという決まりはありませんが、これとは別に課題曲が1曲となっていて、クラシカルな要素の強い楽曲が多く、課題曲集の中から1曲を選ぶ必要があります。実際に試験で演奏する楽曲として準備が必要なのが1曲ではあっても、だからといって1曲しか演奏しないで、その曲を選ぶというのは、あまり感心できないですね。

それよりも、課題曲集の中から何曲か演奏してみて、その中からお気に入りの曲を1曲選んで試験のレパートリー曲にすると良いですね。自由曲にはリズムを使った曲を選ぶことはもちろんできますが、課題曲はとくにリズムを使わないで演奏するので、自分の本当の演奏力や表現力といったものが試されることになります。

自由曲は得意だけど課題曲が苦手だという人も多いのですが、苦手意識を克服するにはどうしたら良いのでしょうか。ふだんからクラシック曲をよく聴いている人や、演奏する野が好きな人は、それほど課題曲が苦手ではないようです。しかし、ふだんからリズムに乗って演奏するのが好きな人や、リズムを使わない曲が苦手な人、クラシック曲をあまり聴かない人や演奏しない人は、どうも苦手意識がつきまとうようです。

それなら、クラシック音楽をたくさん聴いて、その中からお気に入りの曲を探してはいかがでしょうか。クラシックは固いイメージがあるかもしれませんが、穏やかな癒し系の曲もたくさんあります。フィギュアスケートの試合でも、クラシック曲がよく使われていて、旋律が美しい曲やダイナミックな曲もたくさんありますから、身近なところからクラシック音楽に親しんでおくと良いですね。

お気に入りの曲が見つかったら、演奏してみると良いですが、その前にレジストレーションを組む必要があります。エレクトーンには、フルートやオーボエ、ホルン、クラリネット、トランペットなどのいろんな楽器の音色があるので、クラシック曲を聴いてどのような音色が使われているのか、演奏をよく聴いてみると良いですね。

課題曲ではクラシカルな曲が多く、既成の曲ではないので、レジストレーションは自分でイメージして作ることになると思いますが、このフレーズはこんな楽器が合う、この部分は力強い感じだからこんな音色が合うというように、イメージができると、立体感のある表現力豊かな演奏ができるようになると思います。

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エレクトーングレード3級に合格するにはリズム感を養うことも大切

ヤマハエレクトーン演奏グレード5級、4級とここまでは順調に合格したのに、3級はなかなか合格できない、5級と4級、そして4級と3級の間に立ちはだかる壁をなんとか努力して乗り越えたい! そのためには、何をどのようにしていけば、合格ラインに近づくことができるのでしょうか。

ヤマハエレクトーングレード演奏グレード3級は、5級・4級よりも難易度が高い試験であることはみなさん、もちろんご存知だと思いますが、ここまで来たら「ヤマハの指導者グレードの一環として、3級を受けて合格しよう」といった気持ちは、この際捨ててしまいましょう。

合格基準に達するにはどうしたら良いかと悩むよりは、グレード、試験、合格といったキーワードを頭の中からいったら取り外してリセットしてはいかがでしょうか。ここでは、私自身の体験についてお話させていただきたいと思いますが、これからエレクトーン演奏グレード3級を受けたいと思って準備している人、すでに何度か受験にチャレンジしたけど、なかなか合格ラインに達しない!と嘆いている人も、なにか参考になれば幸いです。

エレクトーン演奏グレード3級を受験する前に、まずは自分が持っている音楽性について1度じっくりと考えてみてははいかがでしょうか。これまでいろんな曲を演奏してきたけど、好きな音楽のジャンルが偏っていることはありませんか?

好きなジャンルの音楽なら一生懸命練習するけど、苦手なジャンルの曲だとまったく練習しない!これでは、演奏力や表現力がアップする見込みは薄いと思います。たとえば、8ビートや16ビートの曲だったらバリバリ演奏できるのに、2ビートや4ビートのジャズの曲だと苦手なので練習しない、好きな映画音楽やドラマの曲なら練習するけど、クラシックやラテン、ボサノバなどの曲は苦手だから演奏しない、そんな感じで、好きな音楽のジャンルと苦手な音楽のジャンルがはっきり分かれている人が、実に多いものです。

もちろん、人間ですから誰でも好き嫌いがあって当然だし、食べ物に好き嫌いがあるように、音楽にもいろんなジャンルがあるので、得意・不得意があって当たり前だと思います。しかし、苦手なことについて得意になれないについて、考えたことは意外に少ないようですね。

嫌いな食べ物だと別に食べなくても良いし、無理に好きになろうとしないのが当たり前かもしれません。しかし、エレクトーン演奏グレード3級に絶対に合格したいという強い気持ちがあるのなら、苦手な音楽を避けて通ることはできないようです。

グレード試験では即興課題として、2ビートや4ビート、ラテン、ボサノバといったリズムの曲も出てくるので、「8ビートや16ビートなら得意なんだけど」と思い、無理やり得意なリズムに合わせて演奏しようと思っても、曲の持つ雰囲気やリズムが合わないものもあるので、自分が得意とするジャンルに、試験は合わせてはくれません。

ということは、どんなジャンルの音楽でもオールマイティーに演奏ができるようになることが必要になってくるようです。一昔前のエレクトーンの楽譜には、「A列車で行こう」「枯葉」などのジャズの名曲の数々が掲載されていましたが、今ではジャズ系のエレクトーンの楽譜をほとんど目にすることがなくなったのは、ちょっと寂しいですね。

ジャズやボサノバ、ラテンの曲を演奏しようと思っても、実際にこのようなジャンルの音楽を聴かないことには、どんな雰囲気で演奏すれば良いのかイメージがつかめません。いろんな音楽のジャンルをどんどん自分の中で吸収して、リズムに合ったノリで演奏することが大切ですね。

グレード試験の勉強が苦になるようでは、音楽を楽しむことができないので、まずは試験を受けることから少し離れてみて、いろんな音楽に興味を持ち、耳を傾けてほしいと思います。リズム感を養い、曲の雰囲気をしっかり掴むことができたら、自由曲の演奏や即興課題の演奏にも、自分が頑張って身につけた音楽性がしっかり反映されると思います。

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エレクトーン演奏グレード3級の即興を楽しく学ぶには

これまでエレクトーン演奏グレード5級・4級までは1発でクリアしたのに、3級の試験は新たに自作曲も加わり、即興の試験もさらに難易度が高くなるので、なんだか敷居が高いと感じている人も少なくないようです。

すでにエレクトーン演奏グレード4級に合格して、ここまでは順調に来れたのに3級の試験を受けるかどうか、迷う人もいるようですね。4級を持っているからエレクトーン講師としては十分にやっていけるし、毎日のレッスンや発表会など行事もあるし、試験のために時間がとれないので、3級は受けなくても良いと考えている人もいれば、せっかくここまで来たのだからもうチャレンジするしかない!とポジティブ志向の人もいるわけです。

エレクトーン演奏グレードでは、とくに即興演奏の難易度が高くなりますが、難しいことにチャレンジするというよりは、自分が持っている音楽の力をさらに伸ばすために、さらにいろんな音楽を聴いたり演奏して、もっともっといろんなものを吸収してほしいと思います。

即興Aでは、2ビートや4ビート、ワルツやジャズワルツ、ラテン、ボサノバなどいろんなジャンルがありますが、試験当日に渡される譜面には、メロディーだけしか書かれていないので、コードネームやリズムなどは、その場で見て「このメロディーならこんなリズムが合う」と自分で速やかに判断して、そのメロディーの持つ雰囲気に合うリズムや伴奏をつけます。

これだけでも大変な作業ですが、さらに2コーラス目には変奏をするので、ここで自分の音楽の演奏力や表現力といったものが、より強く要求されます。即興の課題では、コードネームがついていないので、まずはメロディーに合うコードネームをつけられるように、しっかりと訓練しておかなければならないですね。

メロネームディーに合わないコード進行だと、とても不自然に聞こえてしまい、音楽として成り立たなくなってしまいます。また、メロディーの雰囲気に合わないようなリズムを選んでしまうと、メロディーの良さが活かされなくなり、これもまた不自然に聞こえてしまいます。3級の即興課題では、自然な感じに聴かせることも必要なので、即興問題集を1冊揃えておいて、何度も演奏するように心がけておくと良いですね。

メロディーを見て、曲のイメージをつかみ、伴奏をつけて演奏する練習を何度も繰り返して行うことです。それが自然に出来るようになったら、伴奏をつける時に、ただベタ弾きでコードを押さえるだけではなく、リズムや曲の雰囲気に合わせてバッキングをつける練習に入りましょう。

たとえば、ボサノバのリズムで演奏するなら、その曲の雰囲気に合わせてバッキングをつけてみましょう。バッキングについては、とくにギターの演奏を聴くとよくわかると思いますが、リズム感を出すこと、そしてバッキングのひとつひとつのリズムについて強弱を出すことによって、独特のリズム感が生まれるようになります。ここまでできるようになったら、リズムの雰囲気に合う音楽が思うように表現できると思います。

エレクトーン演奏グレード3級の即興課題では、3拍子のメロディーがよく出題されることがあるのですが、楽譜をパッと見て、クラシック風のワルツで演奏するか、それともジャズワルツで演奏するか、2つの選択肢に迷うこともあると思います。

メロディーを見てコード進行がそれほど複雑ではない場合は、クラシック風のワルツにして演奏すると良いかなと思います。反対に、コード進行が複雑で、適度に動きがあるようなメロディーなら、ジャズワルツにして演奏すると良いかもしれませんね。

クラシック風のワルツにして演奏する場合は、わざわざワルツのリズムを選んで、リズムに合わせて演奏する必要はなく、ワルツの雰囲気を出すためにはあえてリズムを入れないほうが自然です。ジャズワルツで演奏する場合は、そのリズムを選んで演奏すると良いと思いますが、バッキングが得意でしっかりとしたリズム感を保てる自信があれば、あえてリズムを入れなくても良いと思います。

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エレクトーングレード3級の即興が苦手な人がクリアするための秘訣は

エレクトーンを学んでいる人の多くが、「グレード試験で自由曲は、自分が好きなジャンルの曲を選んで試験の時に演奏すればいいから楽なんだけど、即興がどうも苦手で。」と悩みを抱えている人が多いようですね。とくに、エレクトーングレードの級に関係なく、6級の演奏グレード試験を受ける人も、5級から3級のグレード試験を受ける人も、自由曲は得意なのに即興が苦手だという悩みを抱える人が多く見られます。

私自身の体験から言わせてもらうと、即興はエレクトーン演奏グレード7級試験を受ける前から、すでに苦手意識がありました。人間誰でもそうなのかもしれませんが、苦手なものをしようと思っても、苦手だからやっても楽しくないし、楽しくないからやらない、それでますます苦手になるといった負の連鎖になってしまうんですよね。

それでもなんとか学習者グレードは8級から受験して7級、6級と順調に合格して、少しずつ演奏力表現力もそれなりに身についてきました。しかし、5級以上の試験になると、「少しくらい即興が苦手でも、なんとかクリアできる」というほど甘いものではありません。なにしろ、エレクトーン演奏グレード5級から3級は、指導者グレードといって、エレクトーンの指導者、つまり講師を目指す人向けの演奏グレード試験として実施されているので、6級までの学習者グレードとは、採点の基準もまったく違い、試験官になる人もまったく違います。

こんな私がよく今まで、5級・4級に合格して、3級の受験は1回で合格できたものだと、我ながら驚くこともあるのですが、苦手な即興をレベルアップするためには、大変な努力が必要だと身にしみて痛感しました。

これまで5級~3級のエレクトーン演奏グレードを受験して、自由曲の科目は合格基準をクリアしていても、即興だけが合格ラインに達することができずに、不合格になった人や追試を受けることになった人も多いと思うので、今回は苦手な即興演奏をもっとレベルアップする方法について、ご紹介していきたいと思います。

即興が苦手な人は苦手意識が強くて即興が嫌いな人が多く、実は私もそうでした。それで、ここはいったんエレクトーン演奏グレード3級の即興の試験から離れて、好きなジャンルの音楽を聴いたり、これまでにはあまり聴いたことがなかったジャズの演奏を積極的に聴くようにしました。機会があれば、ジャズのコンサートやライブに出かけてみたりもしました。ピアノやドラムといったシンプルな構成で、途中からアドリブでの演奏が入ったりするのが、ジャズの特徴であり、ピアニストにとっては最大の見せ場でもあります。

実は、この場面が即興演奏が苦手な人にもっとも見て欲しい場面であり、真剣になって聴いてほしいなと思うところです。これまでは、即興演奏について、「2コーラス目はメロディーフェイクをして、変奏しなければならない。」と考えていましたが、実際にジャズのライブやコンサートに行くと、ピアニストは自由にメロディーを変奏したり、楽しく表現しているのです。元のメロディーを演奏する時よりも、アドリブで弾いている時のほうがピアニストの表情がとてもイキイキしていることに気づきました。

即興が苦手だから2コーラス目に変奏する時に、表情がだんだん硬くなってしまい、リズムもとりづらくなってしまう、これが私の欠点でしたが、ジャズの演奏家はそこがまったく違うんですよね。既成のワクにとらわれることなく、自分の演奏と個性を思う存分に発揮していて、とても見事でした。

これをきっかけに、積極的にジャズピアニストやジャズオルガニストの音楽に興味を持つようになり、よく聴くようになりました。CDを聴く時には、同じ「枯葉」「A列車で行こう」なとのジャズの名曲でも、演奏するアーティストによって、テンポやリズム、演奏の表現力やテクニックもまったく違うので、即興の勉強になることはもちろん、アレンジ面でも良い勉強になりましたね。お気に入りのフレーズがあれば、なんでもいいのでマネして音に出して表現してみることです。

それを少しずつ積み重ねていけば、自分のものとなるので、良い意味で自分の演奏の個性になっていくんですよね。そう! エレクトーン演奏グレードでは、即興演奏で自分の持っている音楽の力を出し切って、個性を活かす演奏ができれば良いということに気づきました。

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