Category Archives: エレクトーン グレード4級 合格方法

エレクトーングレード4級の即興Aでもっと力をつけるには

ヤマハエレクトーン演奏グレードを何度受験しても、演奏の項目では合格レベルに達しているのに、即興の点数が低くて、その後追試を受けてもなかなか合格できなくて悩んでいる人も多いようです。

私の生徒さんにも、4級を何度か受験したけど、即興の点数がいつも低くて合格できないので、しばらく受験を見合わせているそうです。試験を受けたら、必ず試験官からの講評がありますので、まずは耳を傾けることです。時には講評が厳しくなることもありますが、今後に向けてのアドバイスもしてもらえるので、講評で言われたことを忘れないように、試験室を出たらすぐにメモしておくことです。

そして、即興の力をつけるために、今の自分の演奏には何が不足しているのか、自己分析してはいかがでしょうか。一昔前のエレクトーンには、演奏を録音する機能はありませんでしたが、最新のエレクトーンや少し前の古い機種でも、演奏の録音機能がついているので、これをおおいに活用しちゃいましょう。

ELシリーズのエレクトーンだと、フロッピーに録音しますが、近年は外付けのMDRが販売されており、フラッシュメモリにも対応しています。今では、家電量販店に行っても、フロッピーは販売されていないので、フラッシュメモリを用意しておくと良いですね。

エレクトーン演奏グレード級以上は指導者グレードであり、即興Aと即興Bに分かれています。即興Aでは、16~32小節程度の長さの1段譜を与えられて、イントロ、エンディングをつけて2~3コーラスにまとめて演奏、そして即興Bはモチーフ演奏と言い、2~4小節程度の1段の楽譜を見て、この続きを曲にしてまとめるといった課題です。

まずは、即興Aから見ていくと、自宅で練習する時には、ラテン、スイング(2ビート・4ビート)、8ビート、16ビート、ワルツといったジャンルでの即興課題が出されるので、すべてのジャンルについて対応できるように、伴奏づけやコードづけの練習を徹底的にすることです。

そして、問題集にどんどんチャレンジして、自分の演奏をフロッピーやフラッシャメモリに録音してみましょう。録音機能がついていないエレクトーンで演奏する場合は、ラジカセやウォークマンなどを活用すると良いでしょう。

演奏している時は、一生懸命なので自分の演奏がどのような感じなのか、わかりづらいですが、自分の演奏を録音して、その後に聞いてみると、自分の演奏について弱点が把握できるようになります。

たとえば、コード付けがメロディの雰囲気に合っていない、伴奏がリズムとズレている、2コーラス目のメロディーフェイクの部分について、いまひとつセンスがない、3コーラス目の盛り上げ方がいまひとつ、イントロとエンディングの弾き方が、このリズムには合っていないなど、弱点や欠点についてまずは分析してみましょう。

そうすれば、今後はどのような点を強化していけば良いのか、見えてくるはずです。ただなんとなく、即興の課題をしていても、自分の弱点や欠点がわからないので、あまり上達する見込みがないかもしれませんが。自分に足りないものが何なのか、把握できるようになれば、あとは苦手な部分を何度も繰り返して勉強すれば良いので、レベルアップできると思います。

即興Aについて上達するには、課題に見合うリズムを選び、そのリズムに合った伴奏をつけること、イントロとエンディングのコード進行を工夫するとともに、そのリズムに合う雰囲気にすること、2コーラス目のメロディーフェイクのセンスを磨くこと、3コーラス目のブロック奏をしっかりと決めることです。これらの要素について、すべてクリアできるようになれば、合格点に達することでしょう。即興Bのモチーフ演奏については、またの機会に詳しくお話したいと思います。

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エレクトーングレード4級に合格するには表現力を身につけること

エレクトーンを習い始めて、8級・7級・6級・・・と、学習者グレードの受験はスムーズに合格できても、6級に合格してから5級を受けるとなると、いよいよここからが指導者グレードになるので、合格基準が高くなり、試験管の見方も厳しくなります。

ヤマハエレクトーン講師を目指すには、最低ラインとして5級にはぜひ合格したいものです。そして、5級に合格したら、ぜひぜひ4級にもチャレンジして、幅広い音楽のジャンルを表現できるようになれると良いですね。

エレクトーンの生徒にとっては、5級を持っている先生よりも、やはり4級、3級を持っている先生のほうが、ハイレベルな内容について学べると思うので、生徒からの信頼度アップ、そして自身のスキルアップのためにも、4級以上のエレクトーングレードの合格を目指してほしいものです。

しかし、ヤマハエレクトーン演奏グレード4級を目指している生徒さんの中には、「5級までは順調に合格できたのに、4級は何度チャレンジしても合格できなくて。どのような練習をすればいいのか、わかりません。」という人もいれば、「エレクトーン演奏グレード4級に合格するには、音楽のセンスを身につける必要があると言われていますが、どのような努力をすればいいでしょうか。」といった質問をよく受けることがあります。

これまでに何度か4級を受験したものの、なかなか合格できないと悩んでいる生徒さんの多くが、自由曲や課題曲などの演奏の項目ではほぼ合格基準に達しているのに、即興や初見演奏につまずいてしまい、いつも点数が低い傾向にあります。

即興が得意で自由曲が苦手という生徒さんは少なく、初見演奏も、いろんな楽譜を初見で演奏する習慣をつけておけば、自然に慣れてきます。4級以上だと、やはりある程度の即興力は必要になると思います。

ある生徒さんが、エレクトーン演奏4級を受験したところ、自由曲や課題曲の演奏については、「もう少し全体的にメリハリのある演奏がほしい。」と試験官からアドバイスされたそうですが、今後に向けて何をどうしたら良いのかわからず、戸惑っている様子でした。

全体的にメリハリのある演奏とは、どのような演奏なのか、まずはここの部分をしっかり理解しなければなりませんね。6級までの学習者グレードや5級までは、自分の好みのジャンルの曲だけを集めて、自由曲として選んでも良いですが、4級以上では、できるだけ多彩なジャンルの中から選び、演奏する曲のジャンルが偏らないように心がけたいものです。

たとえば、8ビートや16ビートの曲が好きな人は、このジャンルの曲だけを自由曲として選ぶ傾向があります。もちろん、受験するグレードに該当する曲であればそれでも構いませんが、多彩なジャンルの曲を演奏できるようになってこそ、表現力が身につくというものです。試験官からアドバイスされた「全体的にメリハリのる演奏」とは、このことを言っているわけです。

演奏する曲目について、リズムのノリをしっかり感じて弾くこと、そして演奏する曲のジャンルについて、いろんな音楽を聴いて自分のものにすることです。そうすれば、自然にしっかりとした表現ができるようになります。

エレクトーンで音楽をしっかり表現するには、単に音の強弱をつけるだけではなく、演奏する楽器について、タッチトーンで表現することが肝心ですね。たとえば、バイオリンのような弦楽器とトロンボーンやトランペットなどの金管楽器とでは、楽亜にはスラーやスタッカートがついていても、演奏の仕方がまったく違います。
細かいことですが、実はこのような地道な努力があってこそ、音楽をより深く表現できるようになるコツなのです。

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エレクトーングレート4級合格の秘訣はその曲に合ったタッチで表現すること

一昔前にエレクトーンを習っていた人は、木目調の茶色い色をしたエレクトーン、音色の切り替えはボタンではなく、レバー式になっていたエレクトーンがなじみ深いと思いますが、今、エレクトーンを習っている人たちは、おそらくこのような古いエレクトーンを見たことはないかもしれませんね。

今は、もう結婚式場でもこのような古いタイプのエレクトーンを見かけることはほとんどなくなりました。最新式のエレクトーンは、ボタンがたくさんついていて、音色やリズムの種類が多くて、ジャズやマーチ、8ビートや16ビートのリズムの種類もかなり増えてきましたね。ひとつひとつの音色の響きがキレイで、ピアノの音色は強い力で弾くと、大きな音が出て、弱い力で弾くと音が小さくなります。

トランペットなどの管楽器の音色も実にリアルで、アフタータッチをかけると、音が強くなります。鍵盤を下方向に押すだけではなく、鍵盤を左右横に軽く揺らすことで、音色の変化が楽しめるのも、エレクトーンならではの魅力ですよね。

このように、エレクトーンにはピアノや電子ピアノでは、味わえないような魅力がたくさんあります。そして、エレクトーンで音楽を表現するのに、リズムや音色の選び方も重要ポイントですが、音色を選んだら、どのようなタッチで演奏するのか、表現力が問われます。

ヤマハ エレクトーングレード6級までは、音色のタッチトーンの表現について、それほど重視されることはありませんが、5級以上のグレード試験では、音楽のジャンルや曲の雰囲気に合った音色を選び、タッチトーンを上手に使いこなして、音楽の表現力が問われるようになります。

タッチトーンについて重視されるのは、右手のメロディーの演奏だけではなく、左手の伴奏やベースについても同様に重視されます。実際に、私がヤマハ エレクトーン5級のグレード試験を受験した時も、メロディーについてはタッチをうまく使いこなして、表現できていたのですが、ベースのタッチや音の長さにまで気を配ることができませんでした。

私だけではなくて、グレード試験5級以上を受験する多くの人が、ベースのタッチや長さ、休符の取り方、音楽のジャンルにリズムの雰囲気に合ったベースの表現ができてないようです。もしかしたら、たかがベースなのにと思うかもしれませんが、エレクトーングレード5級の試験の時に、試験管から「ベースの長さ、もっと注意して。スイングのリズムなのに、ベースが短すぎる。」と言われました。即興演奏で、2ビート、4ビートのリズムが指定されていたので、スゥイングのリズムを選び、あとはオルタネーティングベースの動きに注意しようと思って、演奏してはいたのですが、講評ではこのような指摘を受けてしまいました。

5級は2回目のチャレンジで合格を手に入れることができましたが、ここからが本当のスタート地点だと思い、4級の試験を受ける時には、5級の受験での講評について肝に銘じて、メロディーのタッチも重要だけど、それ以上にベースの弾き方について気を配るように努力しました。

エレクトーンの楽譜は三段の構成になっていて、上から右手、左手、そしていちばん下にベースの楽譜が書かれています。でも、楽譜には音の強弱やテンポ、どの場面で何番の音色に変えるといった内容しか、書かれていません。

ベースの楽譜は、音符と休符しか書かれていないので、スゥイングのリズムの曲ではどんな風にベースを弾けば良いのか、クラシックの曲ではベースをどう表現すれば良いか、そんなことはなにひとつ書かれていません。楽譜に書かれていないけれど、その音楽のジャンルやその曲の雰囲気に合うベースの表現力って大切なんですよね。

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エレクトーン4級はその人の音楽性が問われる! もっと自然に音楽を楽しんで

ヤマハ エレクトーン5級に合格したものの、4級になると何度受けてもなかなか合格できずに壁にぶち当たる人も多いようですね。私は、同期の講師や新人の講師に、「先生、エレクトーン4級ってどうしたら受かりますか? 何度かチャレンジしたものの、なかなか合格できなくて。」と、質問や相談を受けることがよくあります。

グレード試験に合格するには、ある一定の演奏のレベルに達していれば、合格できる可能性は十分にあります。でも、何度か受験して不合格になると、今後はチャレンジする気持ちが失せてしまうこともあります。

エレクトーングレード5級までは、コード進行をパターンで覚えていれば、モチーフ即興もなんとかなる!と思いますが、4級以上のグレード試験では、そのような考えでは通用しません。「4級になかなか合格できない、でも合格したい。」と悩んでいる人の多くが、グレード試験の点数だけを見て、そのことばかりにとらわれているようにも思えます。

「どうしたら合格できる?」と悩んでいる人は、合格ラインの75点に達していないので、ぎりぎり75点で合格できればもうそれでOKだと認識しているようです。しかし、点数だけにこだわるのではなく、ここで一旦、グレード試験の合格を目指すといった意識を捨てて、まずは原点に戻り、自分自身の音楽性を養うための努力をしてはいかがでしょうか。

私の場合、5級に合格してからすぐに4級にチャレンジしたのではなく、5級に合格した頃は、OLとして朝から夕方まで働いていて、土日、祝日にブライダルプレーヤーの仕事をしていたので、毎日忙しくしていて、なかなか次のグレードにチャレンジとまではいきませんでした。

でも、その分、クラシックやジャズなど幅広いジャンルの音楽を聴くように心がけて、音楽的なセンスをもっと身につけよう!と思いました。ブライダルプレーヤーの仕事をしていると、お客さんが食事をしている間、30分くらいの間は、BGMを演奏するので、その時間が私の音楽センスを磨くための時間だ!と思い、有効活用することにしました。

お祝いの場なので、明るくて華やかな雰囲気の曲を中心に演奏するのですが、クラシックやジャズなどを演奏することもありました。できるだけ、音楽のジャンルに偏りがないように、幅広いジャンルの曲を選びました。結婚式の演奏って、周りの人に音楽を聴かせるのではなく、その場に合った雰囲気の曲をBGMとして演奏するので、楽譜を見て楽譜通りに弾く必要はなく、アドリブを入れたり、その場の雰囲気に合ったアレンジにしたり・・・と、自由自在なんですよね。

この時間を大いに活用して、音楽のセンスを磨くように努力していたら、即興演奏の苦手意識もだんだん薄れてきて、自分が表現したいように音に出すことができるようになりました。

中には、ヤマハ エレクトーングレード4級に合格するための対策として、楽器店などで行われているグレード試験講座の個人レッスンやグループレッスンに通う人もいます。もちろん、そのような機会があればぜひチャレンジすると良いと思います。しかし、グレード試験に合格するための講座ですから、それ以上のことが学べないのは少し残念な気もしますね。

私の友人に、熱心にグレード試験に取り組む同期の先生がいましたが、熱心なあまりにグレード試験の点数ばかりを重視していて、なかなか点数が上がらないと悩んでいました。でも、もともと努力家なので、個人レッスンに通っていて、グレード4級にも合格したそうです。

ただ、私が思うには、グレード試験をあまり受験勉強のように考えてしまうと、曲を演奏することの楽しみが欠けてしまうような気がします。音楽を心から楽しみ、豊かな音楽性を身につけることができれば、自然に合格ラインに達するようになれると思います。

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エレクトーン4級に合格するには自分の演奏を録音して聞くこと

現在、エレクトーンやピアノを指導している音楽講師は全国各地にたくさんいますが、「エレクトーングレード5級には楽々1発合格できたのに、4級を受験してもいつも合格点に2,3点足りなくて落ちてしまう。」と悩んでいる人も少なくないようです。

私の知り合いの講師さんも、「音大に通っている時にグレード5級に合格して、いまは4級にチャレンジしたいと思っているけど、自由曲や課題曲のレパートリーをそろえるのも大変だし、毎日のレッスンや発表会などが忙しいし、受験のことを感がる余裕がなくて。」と悩んでいる人もいれば、「何度か4級にチャレンジしたけど、5級を受けた時とは違い、試験管の先生から音楽のセンスがない、もっといろんなジャンルの音楽を聴いて、リズムのノリを勉強するようにと言われてしまい、どうしたら良いものか。この次また4級を受けるのも、なんだかねえ。」と、とまどっている人も少なくないようです。

エレクトーングレード5級を受験する場合は、ひとひとつの音色のタッチを丁寧に押さえること、たとえばピアノならピアノらしい弾き方、トランペットのような金管楽器ならそれらしい弾き方をして、即興演奏ではベースの動きがきちんとできていれば、合格ラインに達していました。

しかし、4級になるといろんな音楽のジャンルの特徴をつかみ、リズムのノリをしっかりと身に着けておかなければならないので、本物らしさ求められるところですよね。
5級はすぐに合格したのに、4級は何度受けてもいつも合格点にわずかに届かなくて不合格に終わる人は、やはりそれなりになにか原因があります。

自由曲がきちんと弾けてはいても、その曲が持つ音楽性や魅力、本物らしさといったものが聞き手である試験管には、十分に伝わっていなかったのかもしれません。とはいっても、ふだん練習をしている時やエレクトーン教室に通ってレッスンを受けている時は、自分の演奏を聴く人が自分、またはレッスンを担当している先生だけですから、自分の演奏について評価するのは難しい部分もあります。

そこで、エレクトーングレード4級の自由曲や課題曲、即興演奏や初見演奏など、自分の演奏を録音して、聴いてみることをおすすめします。フロッピーの装置が内蔵されたタイプのエレクトーンを持っていれば、フロッピーに演奏を録音すると良いですね。最新型のエレクトーンを持っている人は、フラッシュメモリーに録音することもできるし、容量が多いので、長い曲でもどんどん録音して、自分が聞き手の立場になると良いじょう。

自分の演奏を録音して、あらためて聴いてみると、客観的に聴くことができるので、「この部分はもう少し、この楽器の特徴を活かしたタッチトーンでないと。」「ピアノのアドリブは、もっとジャズっぽい雰囲気に。」と自分の演奏の欠点がすぐにわかり、もっとこんな風にしたいと思えるようになります。

自分の演奏力をもっと磨いてエレクトーングレード4級に合格したいと思ったら、豊かなる音楽性を身につけること、そして感性を磨くことも大切ですよね。グレード試験管は、「演奏が聞き手に伝わらない、なにか訴えかけるものがない。」と評価することもありますが、これを乗り越えるのはやはり自分自身の努力、そして音楽性を磨いてセンスの良い演奏を心がけるほかにありません。

5級では、即興Bのモチーフ即興で、コード進行のパターンを覚えていれば曲としてのつながりがあるので、それなりに評価してもらえましたが、4級だともっとコード進行を発展させていかないと、ワンパターンで曲が終わってしまうのでは、物足りない印象を受けてしまい、やはりここでも音楽性とセンスの良さが求められます。いろんな音楽を聴いていろんなジャンルの曲を演奏して、自分の中に音楽をどんどん取り込んでいくこと、地道な努力ですが、4級、そしてそのあとに続く3級への合格を目指して頑張ってほしいですね。

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エレクトーングレード4級合格を目指すにはラテン音楽を聴こう

ヤマハエレクトーングレード5級に合格したら、いよいよ本格的に4級合格を目指して、さらにスキルアップを重ねてきたいものです。趣味でエレクトーンを習っている程度なら、5級に合格できたのだからそれでもう十分と思っていたかもしれませんが、音楽教室でエレクトーンを生徒に指導しているとなると、話は別です。

6級や5級レベルの曲を軽々と弾きこなす生徒もたくさんいるし、生徒が頑張って5級に合格して、少しでもレベルアップしてほしいと思う反面、私自身もスキルアップして、今後ともより良い指導ができるようになりたいと思うようになりました。

エレクトーングレード5級までは、即興A・即興Bともにいろんなパターンをこなせるように、繰り返して練習すればなんとか合格を目指せると思いますが、4級以上になるとそれ以上に、その人が持っている音楽性やセンスといったものが問われます。

とはいっても、私自身の音楽性やセンスといったものに、いまひとつ自信が持てず、どうしたら良いものかと模索していました。5級レベルの音楽性のままで止まっているようでは、当然のことですが4級合格はまず無理でしょう。それくらいエレクトーングレード4級以上になると、ハードルが高いことを実感しました。

そして、エレクトーングレード4級にチャレンジするからには、受験会場に行くまでの交通費と時間、そして受験料のこともあるので、なんとか1発合格したいと思いました。余談ですが、私の同期のエレクトーン講師で、とても情熱的な人がいて、5級を受けるのに最初から2回分の受験料を払い、それぞれ違う場所で受験したそうです。その結果、両方とも合格したそうで、合格証書も2枚持っているそうですが、そこまでしなくても、1回受けて結果を待ってからでも遅くないのではと思いました。しかし、よく考えてみるとすごいバイタリティにあふれていて、素晴らしいことだと思います。

話がそれてしまいましたが、とにもかくにもエレクトーングレード4級に合格するために、これまでにはあまりやってこなかったことをぜひとも実践してみよう!と思いました。グレード5級を受験した頃、私はOLとして朝から夕方まで仕事をしていて、週に1回ヤマハの楽器店に教室に通い、エレクトーンを習っていましたが、毎日仕事とエレクトーンの練習に忙しくて、自宅で音楽をゆっくり聴く時間が持てませんでした。

音楽性を豊かにするためには、演奏することも大切だけど、それ以上にいろんなジャンルの音楽を聴くことが大事だと気付いたので、時間があれば音楽を聴くように心がけました。とくに、4級になると、即興Aではスウィングやラテン、ワルツといったジャンルの課題が出されるので、単純に伴奏をつけてオルタネーティングベースができる程度では、まだまだグレード5級の域を超えていません。

一言でラテンとはいっても、ちょっと古典的なリズムにはルンバやサンバ、チャチャチャなどもありますが、それぞれのリズムの特徴をよくつかんで、リズムに合った伴奏をつけてリズム特有の「ノリ」を感じることが大切ですよね。私が4級、3級を受験した頃は、このような古典的なラテンのリズムの即興課題が出されていましたが、今はどうでしょうか。

90年代にはサルサというジャンルのラテン音楽が大流行したこともあり、サルサ特有のトゥンバオやクラーベ、ルンバクラーベといったリズムが使われた音楽なども、もしかしたら即興課題に出されることもあるかもしれませんね。

ラテンだけでも多彩なジャンルがあり、4級の曲集にもラテンの名曲がズラリと並んでいるので、演奏してみるとこれが意外と面白くて、まずはラテン音楽のCDをレンタルして聴いてみることにしました。

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エレクトーングレード4級合格の秘訣は音楽のセンスを磨くこと

結論から言えば、エレクトーングレード5級の合格を目指すなら、即興AとBではある程度、コード進行のパターンやベースの動きも覚えておけばなんとかなる!!と思います。しかし、4級になると、マニュアル的に覚えるだけの演奏では意味がなく、音楽的なセンスが問われるようになります。

つまり、音楽のセンスを磨くことが必要で、いろんなジャンルの音楽をどんどん聞いて自分のものにする! ちょっとしたハプニングがあっても即興で臨機応変に対応できるぐらいの音楽的なセンスが求められるんですよね。

そう言えば、一昔前のエレクトーンプレーヤーの演奏を聴くと、今のエレクトーンとは違い、音色やリズムの数も少なく、音源もまったく違うので音質の良さや機能面では最新のエレクトーンにはかなわないですが、その分、音楽のリズムや表現力という部分では最高でしたね。ジャズの曲では、アドリブを入れたり、生演奏はとても素晴らしいものでした。

エレクトーンの先生に習い始めてから4級にチャレンジするまでには、2年近くかかったと思いますが、今すぐにでも4級にチャレンジするのではなく、まずは音楽的なセンスをしっかりと磨いておきたいと思いました。

ブライダルプレーヤーの仕事をする時は、できるだけ新しくレパートリーをどんどん増やすようにして、演奏する曲をどんどん変えたり、途中で間があかないように、即興的に演奏したり、臨機応変に対応できるようにしました。

そのような努力が実ったのか、5級を受験する時よりも4級のほうがとても楽でした。5級を受ける時は、エレクトーン講師になるための最低限のレベルが5級ということで、ちょっと義務感がありましたが、4級の受験については、これをしなければならない、4級に合格するためにはこんな風に演奏しなければならないといった気持ちをすべて捨てることにしました。

そのほうが音楽を心から楽しむことができるし、良い演奏ができるというものです。ヤマハ講師の仕事も含めて、エレクトーンの指導のみの仕事をしていたら、あまりこのようには考えられなかったかもしれませんが、結婚式場のエレクトーン演奏の仕事をしていたことが幸いなのかもしれませんね。

ふだんはあまり人前で演奏する機会がなく、エレクトーンの発表会で講師演奏をする程度でしたが、やはり人に聞かせる演奏と結婚式などのお祝いの場での演奏はまったく違います。ブライダルの仕事では、ハッピーな雰囲気の曲を演奏するのですが、ジャズの名曲やラテンの名曲、ボサノバなどもたまには取り入れたりして、どんどんレパートリーを増やしていきました。

結婚式ではエレクトーン用の3段の楽譜を見て演奏するのではなく、曲のメロディや前奏、コード進行のみが書かれている1段譜の楽譜を見て演奏しました。これって、グレード試験の即興Aと同じような感覚で弾けるんです。1コーラス目はメロディを忠実に演奏して、2コーラス目は即興でアドリブを入れるといった感じですね。

5級を受験する頃は苦手だった即興も、ブライダルの演奏を多数経験していくうちに、私も鍛えられたようです。4級の即興は5級とは違い、少し高度で、しかもコードネームがついていません。でも、だんだん慣れてきて、5級を受験する時のように、即興について苦手意識が少なくなってきたように思いました。

何事も「好きこそものの上手なれ」と言われるように、苦手だからしないのではなく、名が手を好きに変えていくには、まずは少しでもいいからやってみること。4級は、コード進行の覚えは通じないので、自分で好きなコード進行を見つけたり、なにか自分でできることから始めることにしました。どんどん楽しみを見つけていくと、演奏するのも楽しくなるものです。

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エレクトーングレード5級に合格したらいよいよ4級受験にチャレンジ

ヤマハエレクトーングレード5級に合格して、1か月後に合格通知が送られてきた時の喜びは、あまりの嬉しさになんとも表現できないほどでした。私は、2回目の受験で合格を手に入れることができましたが、現在、エレクトーン講師として活躍している人でも、5回受けた人もいれば、中には10回以上も受けてやっと合格した人もいます。

10回も受けると、さすがにもうやめようという気になるのではと思いますが、「やはりエレクトーンが大好きだから、講師になりたいという気持ちが強かったので、あきらめずにここまでこれた。」という話でした。受験の回数に関わらず、一生懸命チャレンジする姿は美しく、素晴らしいものです。

「5級に合格したら、すぐに4級受験の準備を始めなきゃ!」と熱心に取り組む人もいれば、「やっとの思いで5級に合格できたのだから、もう十分満足。」と思い、とくに今後しグレード試験にチャレンジする必要はないと考えている人もいます。「5級合格までにこれだけ大変な思いをしてきたのだから、もうこれ以上はグレード試験に情熱を注ぐことはできない。」ごもっともですよね。

私の場合は、OLとして働いている時に、エレクトーンを習い続けてきて、その間にグレード5級に2回のチャレンジで合格切符を手に入れたわけですが、その半年後にヤマハエレクトーン教室講師の認定試験が実施され、合格しました。ずっとお世話になった楽器店で今度は私が生徒を指導することになり、4年間習っていた先生は大変大喜びでした。

講師になってからは、ヤマハの音楽教室でエレクトーンを教える仕事、そしてこの他には事務所に所属していて、ブライダルプレーヤーの仕事と2足わらじを履いて生活が成り立つようになりました。ヤマハのレッスンがない日は、個人の生徒のレッスンもしていて、教室で教えるのとは違い、出張レッスンもとても楽しかったですね。

講師になってからは、シンポジウムなど勉強会にも積極的に参加して、自己研さんに励む日々でしたが、とても充実していました。その頃は、毎日忙しくしていたので、4級にチャレンジしようという気持ちの余裕がまだ、ありませんでした。

ところが、私が以前ならっていた先生が家庭の事情で退職することになり、その先生が教えていた教室の生徒を私が受け持つことになりました。中3の男子の生徒がエレクトーンがとても上手で、高校はブラスバンドで有名な高校に進学して、ブラス用の楽譜をエレクトーン用に自分でアレンジして弾いたりしていたのを見て、「この子はすごい!!」と刺激を受けました。

その生徒のレッスンでは、5級の自由曲のレパートリーと即興など、着実にグレード5級に向かってまっすぐ進んでいる!!という感じでした。自由曲には自分で編曲した楽曲を入れても良いので、それならブラス用にアレンジしたその曲もレパートリーに入れてはどうかと提案しました。

もし、この生徒が来年にでもエレクトーングレード5級を受験して合格したら、私と同じ級になってしまう、もちろん生徒が成長するのはうれしいことですが、私もうかうかしてはいられない!!と思うようになりました。
エレクトーン講師になっても4級にチャレンジする人は意外と少ないのですが、私はこのときに4級絶対に合格しよう!!と固く決心しました。同期のエレクトーン講師に、先生を紹介してもらい、月に2回、先生のご自宅にレッスンに通うことにしました。

これまでにはあまり演奏したことのないジャズやラテン、タンゴなどいろんなジャンルの音楽をもっと弾きこなせるようになりたい!とも思い、またまた自己研さんに励む毎日となりました。でも、講師になったことがゴールなのではなくここからが本当のスタートなので、スキルアップしたいですよね。

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