エレクトーングレード3級に再チャレンジする時の重要ポイントとは?

受験や結婚、出産、子育てなどさまざまな事情でやむを得ず、エレクトーンのレッスンを中断していた人が、エレクトーンのレッスンを再開して、エレクトーン演奏グレード3級の合格を目指して再チャレンジする人も多いようですね。

「長い間、エレクトーンのレッスンを休んでいる間に、次々に新しい機種が登場しているので、自宅のエレクトーンとは機種が違うので、このまま3級の試験に臨んでも合格できるのかどうか不安。」と感じている人もいれば、「新しいエレクトーンはリズムの数が多くて、エレクトーンの楽譜を見ても昔の曲とは違ってリズムが複雑になっているし、若い人の流行の音楽にさっぱりついていけない!」と悩む人も多いようです。

確かに昔のエレクトーンと今のエレクトーンでは、機能性がまったく違い、音色の数が増えていて、本物の楽器に近くなっていて、リアルな音色になっていますね。昔の古いエレクトーンは、8ビートや16ビートなどがありましたが、今ではさらに複雑なリズムが増えていて、リズムのノリをどのように表現したら良いのか、戸惑うこともあると思います。

そこで、数年間のブランクを経てヤマハエレクトーン演奏グレード3級に再チャレンジする人が、しっかり抑えておきたい重要ポイントについてご紹介したいと思います。まず新機種のエレクトーンに慣れることが大切ですから、教室でレッスンを受ける時は、演奏法や操作の仕方など、わからないことがあれば習っている先生に積極的に質問しましょう。

もうひとつ肝心なことは、以前エレクトーン演奏グレードを受験した時に演奏した曲のレパートリーについて、今一度見直しをする必要があるかと思います。数年前何度か3級を受験した人は、クラシック曲や課題曲のレパートリーが以前とは変わっている場合があります。

そして、グレード試験の受験要項も年々変わっているので、最寄りの楽器店に行って、受験要項を取り寄せておくと良いでしょう。自由曲や課題曲などの曲数も変わっており、受験の仕組みも変わっている部分があるかと思います。

エレクトーン演奏グレード3級に再チャレンジする人の中には、20年以上もの長いブランクがある人もいますが、その頃にはなかった追試制度が導入されており、受験して合格点に達しなかった場合は、合格基準を満たすことができなかった科目のみ、追試を受けることができます。追試制度についても、受験要項に詳しい内容が記載されているので、まずはこちらをチェックしておくと良いでしょう。

以前エレクトーン演奏グレード3級を受験した時に、自由曲などのレパートリーの音源データが残っていても、今後は、新しい機種で試験を受ける場合は、その音源データは使うことができません。そのため、音源データを新たに用意する必要があります。

一昔前は、フロッピーに曲の音源データを入れていましたが、容量が少ないので多くのデータを入れることができませんでした。今ではUSBメモリが使われるようになり、容量が大きいのでかなり多くの音源データや演奏データを収録することができるようになりました。

時代の変化とともにエレクトーンも進化していて、音楽シーンの流れも昔と今ではずいぶん変わっていますね。一昔前の時代は、クラシックやジャズの曲を演奏する人もたくさんいましたが、今ではあまりこのようなジャンルの音楽を演奏する人が減ってきたように思います。

時を経て長いブランクがある人も、最新の流行の音楽についていけない!と思ったら、わざわざそのような曲をグレード試験の自由曲のレパートリーに組み込む必要はありません。タンゴが好きな人なら、タンゴの名曲をレパートリーに入れれば良いし、ジャズが好きな人ならジャズのスタンダードな曲をレパートリーに入れると良いですね。流行に関係なく、自分の得意なジャンルの曲を自由曲のレパートリーとして入れておけば良いので、その点はまったく問題ありません。

あとは、即興Aと即興Bの科目をクリアできるように、コード進行法を勉強しておくと良いでしょう。自由曲は合格点に達しているのに、即興が苦手でクリアできない、そのような悩みを抱える人が多いので、頭を柔軟にしていろんなジャンルの音楽を吸収して、自分なりにしっかり表現できる力を身につけておけば、どんなに長いブランクがある人でも、必ずや合格切符を手に入れることができることでしょう。

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長いブランクがある人がエレクトーン3級の合格を目指す秘訣とは

これからヤマハエレクトーン演奏グレード3級の合格を目指す人の中には、長いブランクを経てエレクトーンのレッスンを再開した人や、とくにブランクはないけれど、何度か受験にチャレンジしたものの、合格点にあと1、2点手が届かなくて悔しい思いをする人もいるようです。

受験の合否に関わらず、エレクトーンの指導者グレードの中ではもっとも難易度が高いと言われる3級にチャレンジすること自体が、とても素晴らしいことだと思うので、ほめてあげたい気持ちでいっぱいです。

これまでエレクトーンをこよなく愛する生徒さんや講師の方々から、ヤマハエレクトーン演奏グレード3級の受験について、たくさん質問をしていただき、いろいろと相談を受けることもありましたが、今日はその中で、長いブランクがある人がエレクトーン演奏グレード3級の合格を目指すための秘訣や、今後の勉強法などについてご紹介していきたいと思います。

子どもの頃からエレクトーンを習っていて中学・高校に入ってから部活や勉強が忙しくなり、エレクトーンのレッスンを中断して、大人になってから再開した人もいます。OLになってからエレクトーンのレッスンを始めて、結婚するまではバリバリ頑張ってグレードにチャレンジしてきて、結婚・妊娠・出産を機にレッスンをやめた人もいます。

また、子育てが落ち着いてきたので、空いた時間をエレクトーンのレッスンに充てて、補会頃に何度かエレクトーン演奏グレード3級を受けたことがあるものの、落ちてしまったので、再度チャレンジしてなんとしても合格切符を手に入れたいと意欲を燃やす人もいるようです。

学生の頃は、エレクトーンを演奏するのが楽しくて発表会やエレクトーンコンクールに参加していた人もいますが、やはりグレード試験、それも5~3級のエレクトーンの指導者グレードとなると、緊張感が走ります。

ピアノのレッスンをしばらく中断していた人は、まずは指をほぐすことから始める必要があるので、ハノンのスケール(音階)やツェルニーの練習曲などをみっちりこなしていくと良いでしょう。エレクトーンの場合は、演奏技術についてひとつひとつ見直していく必要があるかとは思いますが、ピアノにはないエレクトーンならではのデメリットとしては、数年ごとに新機種が発売されるため、これまで使っていたエレクトーンの機種では、グレード試験が受けられなくなることです。エレクトーンの機種が変わるたびに、演奏の部分でも奏法が大きく変わるということではありませんが、エレクトーンの機種によっては、鍵盤を押して力を抜く時のタッチトーンに、微妙な違いがあります。

とくに10年以上もの長いブランクを経て、エレクトーンのレッスンを再開すると、音楽教室でレッスンを受ける時に、新しい機種の機能性の良さ、音質の良さ、リズムの種類がかなり増えていてびっくりすることでしょう。

今から20年以上も前の古いエレクトーンの機種で演奏していた人は、新しい機種でレッスンを受けた時に、ベースにまでタッチトーンがついていることに驚くはずです。ベースにまでタッチトーンがついているということは、ベースの音やリズムにも、しっかりとした表現力が求められるようになったということ。
エレクトーン演奏グレード5級・4級では、ベースの表現力の部分にまで追求されることはないかもしれませんが、さすがに3級となると、ベースの動きや音色、表情などかなり重視されてくると思います。

ピアノは機種が変わることによって、演奏技術にはとくに何の問題もないけれど、エレクトーンは機種が変わるたびに、表現の部分でもかなり左右されることもありますので、その都度対応していかなくてはならない、そこが大変なところでもありますが、それだけに演奏する楽しみも広がり、やりがいも大きいと思います。

長いブランクを経てエレクトーンのレッスンを再開して、新しい機種でエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする人は、まずは新機種のエレクトーンの機能性について学んでおくと良いですね。

リズムや音色の数が以前の機種とは比べものにならないくらい大幅に増えていて、しかもリアルな音色で奥行きが深くなっています。クラシックの曲を演奏するのに、ストリングスやバイオリン、オーボエなどの弦楽器や管楽器の音色やタッチトーンも、より表現力が求められます。まずはひとつひとつ丁寧に取り組んでいくことから始めて、新しい機種に慣れていくこと、ここからがスタートですね。

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エレクトーングレード3級に関するさまざまな疑問点を今のうちに解消しよう

これから初めてヤマハエレクトーン演奏グレード3級を受験する人も、何度か受験した人も試験に関するさまざまな疑問点や不安なことがたくさんあると思います。ここでは、ヤマハエレクトーン演奏グレード3級の受験に関するさまざまな疑問点を解消していきたいと思います。

これまでに何人かのピアノ講師やエレクトーン講師から、3級の試験についていろいろ質問されたことがあるので、その内容をもとにご紹介しますね。
「ヤマハエレクトーン演奏グレード3級を受験する時に、自由曲の演奏は4級のグレード試験で演奏した曲と同じ曲を選んでもいいのでしょうか。」と尋ねられたことがあります。

エレクトーン演奏グレード4級を受験する時は、同等の級に該当する楽曲を自由曲として選択することができます。3級についても同様で、その楽曲が3級に相当する楽曲であれば、自由曲として選ぶことができます。

ヤマハのエレクトーンの楽譜にはグレード4級、3級と記載された楽曲もありますが、楽曲によっては4・3級と記載されたものもあります。4・3級と記載された楽曲なら、4級でその曲を演奏しても3級でその曲を演奏してももちろんOKです。

受験する級のレベルに合う曲であれば良いので、自由曲を選ぶ目安として、曲のレベルについて必ず確認する必要があります。中には、「4級と3級の受験で同じ楽曲を自由曲として演奏する場合に、どんなことに注意していれば良いでしょうか。」という質問をしてきたエレクトーンの先生もいました。

ともすれば、4級と3級で同じ楽曲を演奏することで、なんだか得したような気分に浸ってしまうこともあります。「4級の受験の時に演奏した曲で3級もそのままいけるのだから、他の曲を練習する必要もないし、新しい曲を自由曲のレパートリーとして加える必要もないし。」と思う人もいるようです。

しかし、実際のところエレクトーン演奏グレード4級と3級では、試験官が求める楽曲演奏のレベルの高さがまったく異なります。当然のことですが、4級と3級で同じ楽曲を演奏するからといって、4級の時の演奏レベルよりも3級のほうがより高い演奏レベルを求められるわけです。

エレクトーン演奏グレード4級と3級の楽曲演奏について比較すると、3級ではより高度な演奏力とともに表現力、その楽曲にふさわしいと思われるアーティキュレーションや音色、リズム選びと使い方など、かなり奥行きの深いリアルな演奏力が必要とされているわけです。

ですから、楽曲を選ぶ時には単純に「練習する手間が省けるし、4級と3級、同じ曲を選んでしまえばいいや。」と安易に考えていてはいけません。また、そのように考えて軽い気持ちでエレクトーン演奏グレード3級を受験しても、試験官はこれまでに数多くの受験者を評価してきたいのですから、すぐに見破られてしまいますよ。もっと純粋な気持ちで心から音楽を愛して、楽しんでほしいものです。

もうひとつ、エレクトーン演奏グレード3級について寄せられた質問ですが、「数年前に3級を受験して、しばらく長い間ブランクがあり、再度チャレンジしようと思っています。グレード試験の要項を見たら、全体的に楽器演奏の曲数がかなり減っていてびっくりしたのですが、どのようにして楽曲を選んだら良いでしょうか。」との質問です。

たしかに、私が受験した頃よりも全体的に楽曲数がかなり減っていて、「これから受験する人はいいなあ。最初から曲数が少ないし。」と思うことも正直あります。ちなみに、私が受験した頃は、自由曲・課題曲・クラシック曲・自作曲と全部合わせると、20曲も揃えておかなければならなかったんです。自由曲は11曲選んでその中から試験官から指定された1曲を演奏するという感じでした。

当然のことですが3級は5級よりも4級よりもハイレベルなので、数多くの楽曲を演奏して、レパートリーはできるだけたくさん持っておいたほうが良いですね。

いろんなジャンルの音楽に親しみ、多くの曲をしっかり弾きこんで、その中から表現力・演奏力ともに自信があると思われる楽曲を厳選することです。ですので、渾身の一曲を選択するまでにはかなり長い時間と労力がかかるということをしっかり頭に入れておいて下さいね。

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エレクトーングレード3級の即興演奏でワルツの特徴を分析してみよう

これからヤマハエレクトーン演奏グレード3級に初めてチャレンジする人も、すでに何度か受験したものの、なかなか合格基準点に達することができずにやきもきしている人もいると思います。

グレード試験では自由曲と課題曲などの楽曲演奏と、即興演奏A・B、そして初見演奏の科目がありますが、演奏グレードを受験する多くの人は、即興演奏が苦手なようです。実は私も即興演奏がとっても苦手で、劣等感さえ感じていたこともありました。

それも演奏グレード3級を受験する時になって、即興演奏が難しいと感じたのではなく、指導者グレードの5級よりもさらに下級に相当する7級あたりから、即興演奏が大の苦手!!でした。

どれくらい苦手だったかというと、8級までは与えられた8小節程度の楽譜を見て、コードネームに沿って伴奏をつけてメロディーと合わせて演奏すれば良かったのですが、7級になってからは、元のメロディーを変奏しなければならないので、これがとっつきにくくて「メロディーを変えて弾く」という感覚がなかなかつかめなくて慣れるまでに大変苦労もしました。

それでもなんとか7級・6級とクリアして、5級では二度目の樹面でクリア、幸いにも4級は一度の受験でクリアすることができたのも、これまで熱心にご指導をいただいた先生方のおかげだととても感謝しています。

いよいよエレクトーン塩素グレード3級の受験にチャレンジすることになり、その時にもっとも大変だったのがやはり即興演奏でした。しかもエレクトーン演奏グレード5級以上の試験では、即興演奏の科目が2つに区分されているんです。

これは今までに何度かお伝えしてきたと思いますが、即興演奏Aと即興演奏B、この2つの科目に分かれていて、しかもどちらとも難しいんですね。今日は、その中で即興演奏Aについて詳しくお伝えしたいと思いますが、エレクトーン演奏グレード3級では、実に多彩なジャンルのリズムが出てくるので、あらゆるジャンルの音楽に精通していなければなりません。

とはいっても、私の好みの音楽と言えば、ボサノバにラテン、8ビートや16ビートなどです。5級以上の試験では2ビート・4ビートのリズムが即興演奏の課題として出題されるので、なんとしてもこれをクリアしないといけないのですが、実歳のところ2ビートや4ビートの音楽は苦手なほうでした。

2ビート・4ビートといってもなんのことかわからないと思いますが、スイングのリズムを使ったジャズ風の曲のことを指しています。3級ではとくに2ビートや4ビートの即興課題が出題される傾向にあるので、ほぼ毎日のようにジャズの音楽を聴くようにしました。

そして、もうひとつには即興課題にはワルツが出題されることも多いと知り、一言でワルツとはいっても実にさまざまなジャンルがある事を今まで深くは知りませんでした。ワルツと言えば、ズンチャッチャッのシンプルな感じの3拍子の曲もたくさんありますが、ちょっともたり気味のジャズワルツもあります。
コレまでジャズと言えば2ビート、4ビートだと思い込んできましたが、それだけではなくジャズワルツというジャンルについては、ほとんど知りませんでした。

普通のワルツとジャズワルツを比べてみると、バッキングの仕方もまったく違うし、コードネームのつけ方も普通のワルツよりももっと複雑なコード進行になります。たとえば、普通のワルツだとCのコードネームからDm (ディーマイナー)、G7 (ジーセブン) と進行するのですが、ジャズワルツだとCm7(シーメジャーセブン)からDm7(ディーマイナーセブン)、G7といった感じで、C、F、Gといったような単純なコードがほとんど出てこないような感じですね。

この他にもワルツの種類はまだまだたくさんありますが、クラシックのジャンルでウインナーワルツがあります。「美しき青きドナウ」などの曲は典型的なウインナーワルツですよね。シンプルなズンチャッチャッのリズムのように感じられるかもしれませんが、昔から音楽の都として栄えてきたウイーン発祥のワルツは、とっても華やかさが感じられ、貴族たちが宮殿に集い、舞踏会を開いてワルツを踊るようなイメージです。

このように、ワルツにもいくつかのジャンルがあるので、それぞれのリズムの特徴をつかんでおくと良いですね。即興演奏A・Bでワルツの楽譜が課題として出される場合、ジャズワルツ以外のワルツだと思われる場合は、とくにリズムボックスを使う必要はありません。

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ピアノ講師がエレクトーン演奏グレード3級の合格を目指す秘訣とは?

現在、ヤマハエレクトーン演奏グレード5級~3級の指導者グレードへの合格を目指す人の中には、現役のピアノ講師の方も多いようですね。ピアノの先生がエレクトーンに高い関心を持ち、熱心に取り組む姿には本当に心を打たれるものがあります。

そういえば、以前私が所属していた楽器店でピアノの先生方と一緒にコンサートや発表会などを何回か経験させていただきましたが、すでにヤマハエレクトーン演奏グレード5級を取得している先生もいらっしゃいました。また、これから5級にチャレンジしたいと希望する先生も何人かいらっしゃったので、本当に前向きですごい!と思いました。

グレード試験の合否に関係なく、このようにポジティブにエレクトーンの演奏を楽しむことが大切だし、まじめにコツコツ頑張っていれば、5級の合格はもちろんのこと、4急、3級と確実にステップアップができるものと思います。

近年は、少子化・高齢化が急速に進んでいて、全国的にエレクトーン人口が減少しているとも言われていますが、現役のピアノ講師、以前ピアノやエレクトーンを習っていたけど長いブランクがある方、中高年世代の方にもエレクトーンに親しんでいただいているようで、とてもうれしく思います。

今日は、ピアノ講師やピアノ経験者がヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする場合に、どのような練習をすれば良いのか、ピアノとエレクトーンの本質的な違い、ピアノとエレクトーンの奏法の違いなどについて触れてみたいと思います。

ピアノとエレクトーンに共通していることは、みなさんすぐにおわかりだと思いますが、鍵盤楽器の仲間だということです。しかし、ピアノとエレクトーンは見た目に違いがあり、ピアノは鍵盤が一段、エレクトーンは鍵盤が二段に分かれていますね。そして、ピアノはハンマーを叩くことで音が響き、強く叩くと太くて強い音がでますが、指のチカラを弱くすると小さな音になります。

エレクトーンは電子楽器ですから、何通りもの音色やリズムがあり、強く叩くと強い音が出ることもありますが、ピアノとはタッチによる表現力がまったく異なります。ピアノ経験者は、「エレクトーンのタッチによる表現が難しくて」という人が多いようですね。

単純に考えるとピアノとエレクトーンでは、鍵盤の重さがまったく違い、ピアノのほうが重く、アップライトピアノよりもグランドピアノのほうが鍵盤がかなり重くなっています。ピアノの鍵盤の重さは、ピアノのメーカーや機種などによっても、微妙な違いがあるようです。
ピアノ経験者は、幼い頃から指の練習を熱心に積み重ねてきたので、とにかく指がよく動くので、とても素晴らしいことだと思います。そして、練習曲や有名な楽曲の楽譜を見ても、16分音符や32分音符などが頻繁に出てくるので、指の動きがとてもスムーズで、読譜力もとてもしっかりしています。

エレクトーンだけをしてきてピアノの経験がない人は、指の速い動きが苦手な上に、読譜力もいまひとつのようです。そう考えてみればピアノ経験者は読譜力と指のスムーズな動きがエレクトーンにも十分活かすことができるので、強みですよね。

私の知り合いのピアノ講師さんにも、エレクトーンの指導もできるようになりたいと熱心にグレード試験にチャレンジして、これまでヤマハエレクトーン演奏グレード5級・4級と順調に合格して、次は3級を目指すことに意欲的な方がいます。すでに何度か3級の試験にチャレンジしたものの、初見演奏は合格点に達しているのに、自由曲と即興が合格ラインに達することができず、苦労しているようです。

しかし、チャレンジ精神がとても旺盛で何度でも受験して今度こそは合格したいと希望に胸をふくらませている様子です。その先生に私からアドバイスをするとしたら、ピアノにはないエレクトーン独自のタッチや奏法について、今一度見直して、もう一度基礎から見直してみると良いですね。

エレクトーンのグレード試験官は、楽曲演奏を聴くとすぐにピアノ経験者だとわかるようです。ピアノ特有の鍵盤をたたく瞬間のタッチ゛だけではなく、トランペットやバイオリン、フルートなどひとつひとつの楽器の特徴をしっかり捉えて、その音色らしさをアフタータッチやホリゾンタルタッチなどで、しっかりと表現することが、重要ポイントになります。

ピアノにはないエレクトーン独自の奏法には、足鍵盤によるベースの演奏があります。ベースの踏み方にも、タッチによる表現で音の響き方や強弱も変わってくるので、足鍵盤の演奏をおろそかにしないように心がけておくことも忘れずに。

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エレクトーン演奏グレード3級にチャレンジして音楽の幅をもっと広げよう

エレクトーン演奏グレード3級を目指すピアノ講師やエレクトーン講師も全国各地にたくさんいると思いますが、そもそもどのような目的でチャレンジしているのでしょうか。ひとりひとり、その目的や目指すところにもさまざまな違いがあるようですが、5級・4級よりも当然3級のほうがレベルが高いので、スムーズに合格できるものではなさそうです。

中には5級・4級まではスムーズに一発で合格したのに、3級は何度チャレンジしても合格点に達することができない人もいれば、私のように5級は2回目のチャレンジで合格して、グレード6級から5級の受験でそのレベルの高さにギャップを感じて悩み、なんとかして乗り越えてきて、そのあとの4級と3級はスムーズに合格した人もいます。

3級にチャレンジしたものの、もうそこまで頑張る必要もないだろうと重い、あきらめた人もいるようですが、みなさんいろいろ試行錯誤しているようですね。しかし、グレード試験って、何度もチャレンジしているうちに、だんだん受験勉強をするような感覚になることはありませんか?

ともすれば有名大学を受験するのに、机の上にかじりついて夜遅くまで勉強するような感じになる人もいるようですが、エレクトーンは音楽の世界ですから、頭がカチコチになってしまったのでは、豊かな表現力や演奏力を身につけることはできません。

エレクトーンの奏法の本や即興演奏のテキストや参考書を片手に熱心にエレクトーン演奏グレード3級に取り組むのも良いけれど、もう少し心の余裕を持ってはいかがでしょうか。グレード試験に合格することばかりを考えていたら、かえって頭が固くなってしまうので、しばらくの間、テキストや参考書から離れてみると良いですね。

それよりも、好きな音楽のジャンルがあれば、コンサートやライブにぜひ足を運んでみましょう。田舎に住んでいるので、なかなかライブやコンサートに足を運ぶような機会がないのなら、CDや音楽プレーヤーで好きな音楽をたくさん聴くと良いですね。

ちなみに私は、ラテン系の音楽やジャズが好きなので、近くのレンタルCDショップに行って、よく借りていました。今では、ネット通販などで中古品のCDも取り扱われているので、もしかしたらレンタルするよりも安く購入できるかもしれませんね。

今の時代、エレクトーンでジャズやラテンの曲を演奏する人が少なくなっているようで、若手のエレクトーンプレーヤーの方も、このようなジャンルの曲を演奏する人が少なくなっているようですね。ジャズやラテンの曲って、最初はちょっととっつきにくいかもしれないけど、コンサートやライブに足を運んでみると、独特のリズム感やノリの良さがあって、けっこうハマッてしまうものです。

ラテンにはサンバやルンバなど、アップテンポのものからミディアムテンポまで、いろんなリズムがありますので、聴いているだけでも楽しい気分になるし、南国の音楽はとっても楽天的ですよね。グレード試験の勉強に行き詰まった時にも、ラテン系の音楽を聴くと、そんなことで悩んでいることがとてももったいないような楽しい気分にさせてくれます。

グレード3級の試験合格!必勝といった感じでギスギスしたムードになるよりも、むしろこんな時だからこそ理屈抜きで音楽を楽しむと良いですね。そのほうが、自分の音楽性をより豊かに広げることができるようになれるし、そもそも音楽とは文字通り「音を楽しむ」ことが大切ですよね。

ヤマハエレクトーン演奏グレード3級を目指すことは、すなわち自分の音楽性をより豊かにすることでもあるので、それができること自体がとても素晴らしいことです。試験の合否結果に関係なく、理屈抜きで音楽をしっかり楽しんでほしいと思います。

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エレクトーンのご質問を頂きました。

>現在使用しているエレクトーンは、EL-900Bです。
>友人のご子息の買い換えの際、譲っていただきました。
>楽譜もフロッピーディスクとともに、
>いくつか譲っていただきました。
>ですが、しばらくそのまま使用していませんでした。

>高校生まで通っていたのは、ビクター音楽教室で、
>マスターコース5級まで取得していたと思います。

>そこでまずは最初の質問なのですが、
>先にメールを送らせていただきましたが、
>その高校生まで使用していた教材で、練習を始めているのですが、
>そのまま利用して練習してもいいものか、不安が出てきました。

>自分では正しく弾けているのか、正しい練習方法なのか、
>よくわからないこともあり、レッスンに通うことも考えています。
>以前は弾けていたものが弾けなくなっているので、
>無理に弾こうとして、変な癖がついてしまう気もします。

>ネットなどで調べると、「大人の音楽教室」としてエレクトーンのレッスンがあると
>わかったのですが、このレッスンではどのような内容で行われるのでしょうか。

>自分としては、好きな曲を弾くことも大切にしたいと思いますが、
>自分の技術も高めたいと思っています。

>教材があって、基本的な演 奏技術を身につけていくようなものなのか、
>それとも好きな曲を弾けるようになるためのレッスンなのか、
>教えていただければと思います。

>また、本来は最新の機種に買い換えればいいのですが、
>もう少しかかかりそうです。
>自分のもっているエレクトーンでもそのままレッスンを受けられるのでしょうか。

>逆に、もう少し自分で練習をしてからレッスンを受けた方がいいかもという
>気持ちもあります。もし、自分で練習するとしたら、なにか適切な教材とか
>あるでしょうか。教えていただければ嬉しいです。

>自分は塾講師として働いているので、帰りが遅く、
>メールもこのような時間になってしまい ます。

>返信などは先生のご都合のよろしいときでかまいません。
>よろしくお願いします。

はじめまして! エレクトーンに関するご質問をいただきまして、ありがとうございます。高校時代まで他の音楽教室で習っていた経験があるそうですね。長いブランクがあるようなので、エレクトーンのレッスンを再開することに何かと不安を抱いていらっしゃるようですね。

EL-900Bは、今から20年近く前に発売されたエレクトーンですが、自宅での練習にはもちろん、先生がご自宅に来られてレッスンを受ける場合でも、十分対応していけるのでご安心下さいね。

エレクトーンは子どもから大人、そして高齢の方にも楽しく演奏できる楽器なので、これからも大切にしていただければと思います。

高校時代に愛用していた教材でエレクトーンの練習を始められたそうですが、自宅での練習では、もちろんそのまま使用されてかまいません。現在は、そのテキストを使って自宅にて独学でエレクトーンを学んでいるそうですが、これからヤマハのエレクトーンの先生の指導を受ける場合は、その先生が選んだテキストを使うことになると思います。

楽器のメーカーや機種により、機能性や音質にもさまざまな違いがあり、演奏法も変わってくることがあります。実際のレッスンでは、生徒さんの読譜力や演奏レベルに合うテキストや曲集などを使います。

これから先生の自宅またはヤマハの音楽教室やセンターなどに通う場合は、最新型のエレクトーンでレッスンを受けることになると思います。ただし、教室によって設置されているエレクトーンの機種にも少し違いがあるようです。

現在、最新型のヤマハのエレクトーンは、2016年12月に新しく発売されたSTAGEA ELC-02という機種です。それ以前のエレクトーンは2004年に発売されたSTAGEA ELC-01という機種があります。この他にも持ち運びに便利なD-DECKなどのキーボードタイプのエレクトーンもあります。

電子楽器であるエレクトーンは日々進歩しており、従来のエレクトーンにはなかった機能がたくさんついていて、先生の自宅や音楽教室に通ってレッスンを受ける時は、最初は少し戸惑うこともあるかもしれませんね。希望があれば、生徒さんの自宅に先生が来てレッスンを受けることも可能なので、音楽教室に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

音楽教室やセンターでレッスンを受ける場合でも、自宅での練習用としては現在お持ちのEl-900Bで大丈夫です。ただし、これからエレクトーングレード試験を受験する場合は、STAGEAシリーズのエレクトーンの機種が指定されると思います。

ヤマハエレクトーングレード試験を受験する場合は、試験前に音楽教室に行って、エレクトーンをその場でレンタルして練習することもできるので、大丈夫ですよ。もっとも、今はこれからエレクトーンのレッスンを受けようかどうしたようかと迷っておられるので、まずは最寄りのヤマハ音楽教室に行ってレッスンについて相談して、最初の第一歩を踏み出してはいかがでしょうか。

大人の音楽教室ではエレクトーンのレッスンも開講されていて、エレクトーン初心者にはプレコース、本格的にエレクトーンを学びたい方にはステップアップコースがおすすめです。この他にも音楽教室独自のエレクトーン個人レッスンなどもありますので、使用するテキストやレッスン回数、レッスン内容など詳しいことは最寄りのヤマハ音楽教室に尋ねてみて下さい。

これから使用するテキストですが、その生徒さんのレベルに合わせて教材を選ぶことになるので、レッスンを受けることになれば、先生に相談すると良いでしょう。

エレクトーンは、ポップスからジャズ、映画音楽、演歌など、あらゆるジャンルの音楽が楽しめる楽器なので、エレクトーンを通して今後の人生がより豊かなものになればと願っております。またなにか、ご不明な点がありましたら、いつでもご連絡いただければと思います。

エレクトーングレード3級に合格する秘訣は音楽性の豊かさと表現力と向上心

エレクトーン演奏グレード5級から3級までは、指導者グレードといい、その名の通り、エレクトーンの講師を目指す人のための試験として位置づけられており、デモンストレーターやプレーヤーを目指す人は、できれば4級、3級までは取得しておきたいですよね。
とはいっても、現役のデモンストレーターでも、ヤマハエレクトーン演奏グレード4杞憂までは合格したものの、3級を受験するとなると、なかなか一発合格は難しいようです。

ヤマハエレクトーン演奏グレード4級と3級、このレベルの差はどれくらいのものなのでしょうか。実際に4級と3級を受験したことがある人なら、どのくらいのものなのか、イメージできると思います。しかし、これからエレクトーン演奏グレード3級を受験する人にとっては、未知なる世界ですから、受験することに不安を抱く人も多いでしょうね。

エレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする前に、4級と3級との決定的な違いについて、まずは知っておく必要があります。より深い表現力と豊かな音楽性が求められるのがエレクトーン演奏グレード3級ですが、5級・4級にはなかった科目として、新たに自作曲が加わります。

つまり、受験者が作曲した楽曲を1曲、盛り込まなければならないということ、これが4級と3級との決定的な違いです。これまでにさっき良くをした経験がある人なら、試験科目に自作曲が盛り込まれていても、それほど大きな戸惑いを感じることはないと思いますが、作曲についてまったく経験がない人は、ここが大きな壁になってしまうようです。

私の体験談から言えば、自作曲のレパートリーなど1曲もなく、とにもかくにも作曲というものを生まれてから1度もしたことがありませんでした。エレクトーン演奏グレード5級を受験する時に、モチーフ即興という科目が加わり、そこで初めて伴奏をつけて短いフレーズの曲を即興で作ることを経験しました。

これまで、作曲に関する勉強をしたことがなく、5級を受験する時は、モチーフ即興が苦手、というよりもエレクトーンのレッスンの時にモチーフ即興を演奏するのが苦痛にすら感じられました。それでも、ある程度、コード進行のパターンを自分で考えておいて、あとはコード進行の流れに合うようにメロディーを乗っけていけば、5級・4級まではなんとかなるものです。

3級では、モチーフ即興もこれまでのようにはいかないし、自作曲も揃えておかなければならないし、どんどん壁にぶつかっていく感じでした。しかし、どこかでその壁を乗り越えていかないと、いつまでたっても合格することができません。私は自分の演奏が特別に人より優れているとは思えないし、曲作りのセンスがあるわけでもなく、これといって得意な音楽のジャンルもありません。

それなら、もうここで開き直って、音楽のセンスを磨くこと、もつともっと演奏力や表現力をレベルアップできるように、いろんなジャンルの音楽を演奏できるようにすることだと考えました。ただなんとなく、エレクトーン演奏グレード3級の受験をしても、簡単に合格できるものではないし、自分に実力をつけようと思ったら、あとは音楽性を豊かにして向上心を持つことしかないと思いました。ここまできたらあとはもう、自分の気持ちの問題ですよね。

「3級には合格するのは無理かも。」と考えるなら、やはりその通り合格を目指すのは無理なのかもしれません。しかし、「ここまできたら絶対に3級合格を目指そう。」と思い込んだら、それを実現させることはできるものです。

これまで何度かヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジしたものの、合格できなかった人も、これから受験しようかと考えている人も、ネガティブな気持ちをすべて捨てて、ポジティブに考えるように意識してはいかがでしょうか。

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エレクトーングレード3級合格を目指すならいろんなジャンルの音楽を体験すること

エレクトーンの演奏がもっと上手になりたい!と思ったら、発表会に積極的に参加したり、コンクールにチャレンジするのも良いですが、やっぱり演奏力があることを多くの人から認められるようになりたいですよね。そう思ったら、自分の演奏力や表現力をよりレベルアップするために、ヤマハエレクトーングレード試験にチャレンジすることをおすすめします。

これまで5級・4級と順調にグレードアップしてきた人は、「ここまできたらヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジしてぜひ合格したい。」と向上心旺盛な人もたくさんいます。6級から5級までは遠い道のりではありますが、5級から4級、そして4級から3級と合格するには、はるかに長い道のりになるかもしれませんね。

「4級までは1度も落ちることなく、順調に合格できたのに3級は何度受験しても、なかなか合格できない。」「3級を何度受験しても、いつも合格点に1,2点足りなくて落ちてしまう。」と悩む人もいるようです。

エレクトーン演奏グレード3級に1度の受験で合格する人もいれば、何度かチャレンジしても合格点にあとわずかというところまで来ているのに、なかなか手が届かない人もいます。この差はどんなところにあるのか、どのような努力をすれば合格点に近づけるのか、そこがいちばん知りたいところですよね。

ここまで来たら、「これをすればエレクトーン演奏グレード3級に合格できる!」といった考え方をするのではなく、純粋に音楽をもっと楽しんでほしいと思います。みなさんは、もともと音楽が大好きでエレクトーンという楽器に親しんでこられたのですから、音楽をもっと楽しんでほしいと思うし、特定のジャンルの音楽だけではなく、もっともつといろんなジャンルの音楽に親しむようになれると、より豊かな音楽性や感受性を養うことができるようになります。

私の場合は、8ビートや16ビート、ラテン系の音楽を演奏するのは好きなほうですが、エレクトーンのグレード試験で言えば2ビートや4ビートの音楽は苦手なほうでした。2ビートや4ビートの音楽とは、スイング系、ジャズ系の曲ですね。

そこで、まずはジャズの名曲を演奏できるようにしたいと思い、「A列車で行こう」「枯葉」「サテンドール」などの曲にチャレンジすることにしました。このような曲は、これまでに演奏したことがなく、曲の頭から最後までスイングのリズムが使われています。

なぜこれまで8ビートや16ビートの曲中心に演奏してきたかというと、リズムが聴き取りやすくてノリやすいからです。2ビート、4ビートのスイングのリズムは8ビートや16ビートのリズムに比べると聴き取りにくいし、しかもノリにくいのが難点でした。

自分の欠点がそこだと気付いた時、それならジャズの名曲を弾けるようになりたいと思い、新たにチャレンジすることにしました。エレクトーンのレッスンにも月2回通って、メロディーの表現の仕方やリズムのノリ方など、先生がとても丁寧にアドバイスして下さいました。

これからヤマハエレクトーン演奏グレード3級にチャレンジする人、またはすでに難度か受験したけど不合格になった人は、もしかしたら苦手なジャンルの音楽がいくつかあるのではないでしょうか。3級では、あらゆるジャンルの音楽が表現豊かに演奏できるように求められているので、あえて苦手なジャンルの音楽にチャレンジしてほしいと思います。

そして、いろんな音楽をただ聴くだけではなく、自分で体験することが大切ですよね。5級を受験した頃までは、ジャズと言えば未知なる世界といった感じでしたが、4級を受ける頃からジャズの曲を聴いたり、ライブに出かけるようになりました。3級を受けるまでには、ジャズのスタンダードな曲を演奏できるようになり、演奏するのが楽しくなりました。このようなひとつひとつの積み重ねが自分の実力になっていくので、まずはここからチャレンジですね。

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エレクトーングレード3級で即興Aをクリアするための練習法・学習法とは?

エレクトーングレード5級から3級までは、指導者グレードと言って、その名の通り、エレクトーンの講師やデモンストレーターなどを目指すための資格です。ヤマハ音楽教室でのエレクトーン講師を目指すのなら、エレクトーン演奏グレード5級の合格を目指す必要があります。それでは、4級・3級については、とくに受験する必要がないのかと思うかもしれませんね。

エレクトーン講師を目指して5級に合格したらそれで終わりなのではなく、むしろここからが新しいスタート地点に立つわけですから、さらなるスキルアップを目指して4級にも3級にもぜひチャレンジしてほしいものです。20代前半でエレクトーン講師になり、最初の1~2年間は研修や勉強会などで忙しくなるので、グレード試験のことを考える時間の余裕がないかもしれませんね。ある程度仕事に慣れてきて、時間に余裕があれば、スキルアップを目指すチャンスです。

4級までは、地道に努力を重ねていけば合格できると思いますが、4級に合格してから3級にチャレンジするのは大変なことです。何が大変かというと、やはり即興Aですよね。エレクトーン演奏グレード3級には、この他に即興B(モチーフ)や自作曲もあるので、大変と言えば大変なんですが、即興Aは、曲全体の小節数がかなり長い上に、ワルツや2ビート、4ビート、8ビート、ジャズワルツ、ボサノバ、ラテン、サンバなど、4級に比べるとかなり難易度がアップします。

即興Bのモチーフや自作曲については、コード進行をしっかり勉強して、即興で曲を作れるくらいにまでスキルアップができていれば、それほど戸惑うことはありません。即興Aについて、「どのように学習したら良いかわからない、なにか特別な練習法はあるの?」と尋ねられることがよくあります。

エレクトーン演奏グレード3級対策とか、合格必勝法などというものは、ないに等しいといった方が良いですね。楽なことをして合格できるような甘い試験ではないし、即興演奏の力を短期間で身につけようと思っても、まず難しいでしょう。3級では、とにかくいろんなリズムの曲調が即興課題となりますので、ジャズやボサノバやサンバ、ラテンなどの楽曲をたくさん聴いてみると良いですね。

エレクトーン演奏グレード3級の即興Aでは、3拍子の曲が出題されることもあるのですが、3拍子とはいっても、クラシック風のオーソドックスなタイプのワルツもあれば、ウインナーワルツ風の華やかな雰囲気の3拍子の曲、大人っぽくてしゃれた感じのコード進行のジャズワルツなどもあります。

即興Aでは、32小節程度のメロディーが書かれている楽譜が与えられ、即興Bと合わせて予見時間が10分間あります。限られた時間の中で、まずは即興Aのメロディーを見ながらリズムや曲の響きをイメージして、どんなリズムを選んだら良いのか、どんな音色が合うのかイメージします。

即興Aの課題がボサノバ風のメロディーだと思ったら、ボサノバのリズムを選んで、演奏するテンポはどれくらいがふさわしいのか、イメージします。ボサノバのリズムで演奏するのなら、左手のバッキングの部分も、ボサノバらしく表現できるようにリズムをしっかり刻むことです。

即興Aでは、1コーラス目は与えられた楽譜のメロディーの通りに演奏して、2コーラス目にはコード進行にあった変奏やアドリブを入れて、3コーラス目は重奏で盛り上げるといった形式になっていると思いますが、全体的に曲の雰囲気に合うように演奏することです。楽譜にはコードネームは一切書かれていないので、メロディーに合うコードを自分で判断して演奏しなければならないですね。

これができないようでは、即興Aはクリアできないので、自由曲や初見演奏などの科目が合格ラインに達していても、即興の科目で合格ラインに達しなかった場合は、追試になることもあります。追試になった科目があれば、その科目のみ再チャレンジすることができますが、追試を受けるまでの間にしっかりスキルアップして苦手な部分を克服しておかないと、合格ラインには到底近づけないと思います。

即興Aだけ追試で受験して、前回よりも点数が下がった場合にも、新しく追試で受けた時の点数が活かされることになってしまいます。しかし、言い換えれば苦手な部分を十分に克服することができれば、合格はもう目の前にあるのですから、あとはチャレンジ精神ですね。

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