エレクトーングレード3級の課題曲の上手な選び方

ヤマハエレクトーングレード3級をこれから受験する人は、自由曲と課題曲、そして自分で作曲した楽曲を用意する必要がありますが、私が受験した頃に比べると全体の曲数がかなり減っているので、これから受験する人はいいなあ~と思うこともあります。

しかし、曲数が減ったからといって、必ずしも試験自体の難易度が下がったというわけでもなく、従来よりも合格しやすい状況になっているかというと、けっしてそんなことはありません。ちなみに、課題曲については、私が受験した20年ちょっと前には、5級~3級では、3~5曲だったと記憶しています。しかし、近年は受験要項の改訂により、5~3級では課題曲が1曲、自由曲は5~4級が3曲、3級では4曲となっています。

3級ではトータルで6曲となっていますが、私が受験した頃は、課題曲・自由曲・自作曲をすべて合わせても20曲近くだったと思います。自由曲の中には、既成の曲を自分でアレンジした曲を盛り込んでも良いそうなので、アレンジが得意な人は、ここは大きな見せ場になると思います。

さて、本題を元に戻しますが、課題曲について、5~3級までは1曲のみ選択するので、当然選択したその楽曲を試験の時に演奏することとなります。従来のように、何曲かの曲を用意しておいて、その中から1曲当たるのではないので、ずいぶんと楽になったものだと思うかもしれませんが、3級の課題曲の難易度は高くなっているので、しっかりとした表現力や演奏テクニックが求められます。

よく考えてみたら、課題曲集に掲載されている多くの楽曲の中から、たった一曲を任意で選択するわけですから、ここはじっくりと時間をかけて選びたいものです。中には、「グレード3級の試験で演奏する課題曲は1曲選んだらいいので、それなら最初から1曲しか練習しなくて良い。」と考えている人もいるようです。

しかし、狭く浅くではなく、より広くより深く多くの楽曲を演奏して、その中から1曲を選ぶことです。中には、「課題曲は1曲なので、それなら曲がいちばん短くて弾きやすい曲を」といった観点で楽曲を選ぶ人もいるようです。楽なことをしてエレクトーングレード3級に合格したいと意気込んでも、所詮はその程度の演奏力しか身についていないので、まず合格は無理でしょう。

課題曲集には、素晴らしい楽曲が多数掲載されているので、ひとつひとつの楽曲の素晴らしさをまずは体感してほしいと思います。素敵な曲に出会えるようになったら、ぜひ弾いてみたい!自分なりに表現したい!という気持が生まれてくるはずですから、自然と指が動くようになります。

課題曲集の中から多くの楽曲を演奏すればするほど、試験で用意する曲はどれにしようかと思い悩むこともあると思いますが、その中から自信を持って演奏できる曲が、必ず見つかるはずです。レパートリーがどんどん増えてくると、いつしか自分の演奏にも自信がみなぎるようになります。

多くのレパートリーの中から課題曲をたった1曲選ぶのに迷うこともありますが、当たり前ですが好きな曲を選ぶのが一番だと思います。しかし、何曲か好きな曲があり、迷っている時は表現しやすい曲、テクニック的にも無理なく演奏できる楽曲を選んではいかがでしょうか。無理をしてまで難易度の高い楽曲を選ぶ必要はなく、自分に合う曲を選ぶと良いと思います。

課題曲を演奏するのに、表現力豊かな演奏すること、その楽曲を忠実に演奏すること、そしてもうひとつにはレジストレーションが重要ポイントになります。レジストレーションとはレジストともいい、演奏する曲のリズムや音色のことを言います。課題曲を演奏するのに、とくにリズムを使用することはなく、基本的には音色に変化をつけて表現することになります。楽曲の雰囲気に合った音色にして、キレイな音で表現することができるように、練習するように心がけましょう。

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エレクトーングレード3級合格を目指すならあきらめないことが大切

エレクトーンの試験に限って言えることではないのですが、自分が目標としていることとを実現させたい、夢を叶えたいと思うなら絶対にあきらめないことが大切ですよね。

中には、「エレクトーングレード3級は、エレクトーンを専門的に勉強できる大学や短大、専門学校を卒業した人でないと受からないのでは?」と思っている人もいるようです。現在、ヤマハエレクトーングレード3級を取得している人の中には、エレクトーン科のある音大や短大、専門学校出身者もたくさんいますが、音楽関係の大学や専門学校出身者ではない人もたくさんいます。

ですから、結論から言えば、音楽関係の学校出身者でなくても、エレクトーン3級に合格できる可能性は十分にあります。よく考えてみたら、専門学校や短大、音大で習得することができるエレクトーンの知識や技能について、学校の授業ではいつもエレクトーンの演奏だけをしているわけではありません。

集中的にエレクトーンの表現力やテクニックを身につけたいと思うのなら、個人的に講師のレッスンを受けるのがいちばんの早道だと思います。エレクトーン科のある大学や短大、専門学校は全国各地にたくさんありますが、有名な大学を出ているから、有名な講師やプレイヤーのレッスンを受けていたからといって、必ずしもエレクトーングレード3級に合格するとは限りません。

今は受験シーズンのまっただ中で、音大やエレクトーン科のある短大、専門学校への進学を希望している人の中には、エレクトーングレードの5級以上の合格を目指していて、その事を目的としている人もいるようですが、エレクトーンについて集中的に学ぶのなら、やはり個人的にレッスンを受けたほうが、上達が早いと思いと思います。なによりも、気になるのは学費ですが、進学することを考えるとと、最低でも2~4年もかかるわけですから、学費や下宿代、食費などもかかります。

これまでエレクトーングレード5級、4級まではスムーズに合格できたのに、3級は何度チャレンジしても合格点に近づくどころか、ますます遠のいていくばかりで自信を失う人も少なくないようです。

何度か受験しては不合格の通知を受け取り、「もうここまでなのか」と思ってあきらめる人もいれば、何度チャレンジしてもあきらめないで「今度こそは絶対に合格しよう」と決意を新たにする人もいます。エレクトーンの試験に限らず、この時点で粘り強く頑張る人は、合格切符を手に入れる確率が非常に高いものです。もうここまでと思ったら、受験をしなくなるので、本当にそこまでで終わってしまうと思いますが、あきらめずにチャレンジする人は向上心が強く、今まで以上により実力をアップさせようと思うものです。

もうあと少しで合格点に近づいているのに、そのあと一歩のところで合格点に届かない人もいますが、その結果を見ても、もうあと一歩のところまで合格ラインが近づいているわけですから、そう考えてみれば希望がおおいに持てるのではないでしょうか。

エレクトーングレード3級は、当然のことながら、5~3級の指導社グレードの中ではもっとも難易度が高いので、そう簡単に合格するわけがありません。5,4級まではすんなり合格した人でも3級となると、やはり敷居が高いものです。

エレクトーングレード3級に合格したいけど、どんな勉強をすれば良いのか、なかなか合格できなくてもうあきらめたほうが良いのか、いろいろ悩みは尽きないと思いますが、そんな時はインターネットで検索して、3級にチャレンジしている人や3級に合格するまでの学習法などについて書かれたブログなどもありますので、参考にしてはいかがでしょうか。

中には、同じような悩みを抱えている人もたくさんいると思うので、ネット上で交流して悩みを共有するのも良いかもしれませんね。何事もあきらめないことが肝心ですから、あと一歩、二歩とできる限りの努力をすることです。

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エレクトーングレード3級で苦手な即興Aと即興Bをクリアするための方法とは

エレクトーン演奏グレード5級と4級、そして3級との大きな違いは、音楽の表現力や幅広いジャンルの音楽を自分のものにして自分なりの個性を活かせることです。エレクトーングレード5級までは、習得するリズムの種類は8ビートや16ビート、ラテン、2ビートや4ビートなどのスイング系くらいで十分だと思います。

エレクトーン演奏グレードを受験する際には、これらのリズムとさらにボサノバやサンバなどのリズムの曲を弾きこなせるようになると、即興演奏においてもそれなりに表現力がつくようになります。2~4小節程度のメロディがモチーフとした与えられ、1曲の楽曲として演奏する課題・即興Bが苦手な人も多いようですが、グレード5級ではコード進行についてある程度、パターンで覚えておけば、試験当日にどのような課題が与えられても、3つの中から1つを選んで、あとは自由に曲を発展すれば良いので、なんとか合格できると思います。

グレード4級の即興Bでは、与えられた課題のメロディに合った雰囲気の伴奏をつけて、表情豊かに演奏できれば合格ラインに近づけることと思います。それでは、エレクトーングレード3級の即興Bについて、合格ラインをクリアするには、どの程度の演奏レベルに達していれば良いのでしょうか。

エレクトーングレード5級、4級とここまで順調に合格できたのに3級を受験したら即興Aと即興Bが合格点に満たずに追試を受ける羽目になり、何度か追試を受けたものの、追試を受ける前よりも点数が下がってしまい、合格が遠のいていくばかりと嘆く人もいるようです。しかし、本当にエレクトーングレード3級の合格切符を手に入れたいと思っているのなら、嘆いてばかりでは合格に近づくことはできません。

ここはもう思い切って「3級の試験に合格するために何をすれば良いか」という考えを捨ててしまいましょう。エレクトーングレード試験の合格基準がどうこうという前に、もっと気持ちを楽にして、好きなアーティストのコンサートやジャズのライブなどに、積極的に出かけてみてはいかがでしょうか。

一流のアーティストたちは、好きな音楽を楽しそうに演奏しています。これが本当の音楽のあるべき姿であり、わたしたちはエレクトーンという楽器を前にして、ジャズやロック、クラシックやボサノバなどいろんなリズムで音楽を表現できるのですから、試験に合格するために演奏をするのではなく、もっと心から音楽を思い切り楽しんではいかがでしょうか。

本当にエレクトーングレード3級の合格を目指しているなら、タンゴでもラテンでも、ボサノバ、ジャズなど世界のいろんな国々の音楽に親しみ、音楽の楽しさやノリの本質をつかむことです。コンサートやライブに行く機会がなければ、CDをレンタルしていろんなジャンルの音楽を聴くと良いでしょう。自宅でくつろいでいる時間にも、車の移動中でも空いた時間にいろんな音楽を聴いて楽しむことです。

本題のグレード3級の即興Aと即興Bですが、即興の問題集やテキストなども販売されているので、本に掲載されている練習曲などをまずは1度音に出して演奏することです。そうすれば、初見演奏の練習にもなるし、伴奏のバッキングの練習としても役立ちます。

とくに、エレクトーン演奏グレードの4級以上では、即興Aではコードネームやリズムの指定がないので、メロディを見た瞬間から、「このメロディだったら、こんなリズムが合うかな。」とすぐにイメージして、曲にふさわしいリズムで伴奏をつけて演奏してみることです。グレード4級では、即興Bに関して言えば、循環コードについて習得すること、そして3級では部分的に転調ができるように、コード進行を工夫すると、加点につながると思います。

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エレクトーングレード3級で初見演奏が上手になりたい! その秘訣とは?

ヤマハの音楽教室でエレクトーン講師として仕事をしている人にとってはもちろんのこと、個人で音楽教室を経営している人にとっても、エレクトーングレード3級にチャレンジして合格切符を手に入れることができれば、講師としてこれほどうれしいことはありません。それくらい、ヤマハエレクトーングレード3級は、価値が高い試験であり、エレクトーン演奏グレード5級と4級に比べると、かなり難易度の高い試験であると言えるでしょう。

これまでエレクトーングレード5級と4級には一発で合格してものの、3級になるとこれまでの試験のようにはいかず、試験官の講評も厳しくなります。中には3級に何度チャレンジしても合格切符を手に入れるどころか、受験すればするほどに合格点からほど遠い点数が返ってきて、この次にもう1度チャレンジしようという気力を失いかける人も少なくないようです。

私がヤマハエレクトーン演奏グレード3級に合格したのは、今から20年以上も前のことですから、今ではグレード試験の要項も改正されていて、自由曲と課題曲で用意する曲数や課題曲に使用される曲も新しい曲がどんどん入っています。即興演奏には即興Aと即興Bと2つの項目に分かれていますが、即興演奏に関しては、その頃と比べると、とくに難易度が変わることはないようです。

もうひとつ、エレクトーン演奏グレードの5~3級では、初見演奏があります。初見演奏は、その名の通り、試験の時に与えられた楽譜を少し見た後にすぐに演奏をします。即興演奏とは違い、与えられた楽譜を忠実に演奏しながらも、強弱記号が書かれている場合は、その通りに表現する必要がありますので、演奏力とともに曲の表現力が問われます。

意外なことに、エレクトーン演奏グレード3級になかなか合格できない人は、即興演奏とともに初見演奏が苦手な人が多いようです。私の場合は、自由曲と課題曲は何度も練習すれば、それなりにきちんとした表現力や演奏力がつくのですが、即興が苦手でした。おそらく、このようなタイプの人がたくさんいるとは思うのですが、即興が苦手とではあっても、初見演奏を得意としていたので、その点が私自身の強みでもありました。

わたしたち音楽講師の仲間にも、エレクトーンの研修会などに参加するとよくわかるのですが、いろんな曲を演奏する機会があり、楽譜を与えられてすぐにその場で演奏する機会は何度でもあります。その時に、楽譜を初めて見て演奏するわけですから、メロディーや伴奏の弾き方がぎこちなくなる先生もいれば、初見で演奏していても、いかにもこれまでに何度も弾き込んでいるような印象を受ける先生もいます。つまり、その場で初めて楽譜を与えられて、演奏するのを聞いていると、初見が得意な人もいれば苦手な人もいて、その差がすぐにわかってしまいます。

初見が苦手な人が演奏するのを見ていると、楽譜を目で追うことに一生懸命になっていて演奏することに余裕がありません。ちょうど今演奏している小節の部分をまっすぐ目で追いかけているようです。私の場合は、結婚式場でブライダルプレーヤーの仕事を経験していたこともあり、新郎新婦の友人や親戚がお祝いの歌を披露するのに、リクエストされた曲をエレクトーンで演奏していました。

「赤いスイートピー」や「祝い船」などの結婚式でよく歌われる定番ソングは、何度もこれまでに演奏したので楽譜がなくても演奏できるし、あまり演奏したことがない曲をリクエストされることもあります。そんな時は、楽譜をすぐに用意して、その場で演奏するので、お客様が私のエレクトーン演奏で歌いやすいように気配りしながら、しかも初見で演奏しなければなりません。そんなことを今まで何度も経験してきたので、エレクトーン演奏グレード3級では、初見演奏にとくにつまずくこともなく、余裕を持って演奏することができました。

初見演奏は、これまでに演奏したことのない楽曲や練習曲など、なんでも良いので、まずは楽譜を見て20~30秒予見してすぐに演奏する習慣をつけておくと良いですね。実際にエレクトーンの生徒にレッスンする時に、生徒が最新のヒット曲の楽譜を持ってきて、「先生、これ弾いてみて。」とリクエストされることがよくあります。

そんな時に、初見演奏がぎこちない演奏になると、生徒の前で恥ずかしいし、曲の持つ魅力が伝わらなくなってしまいますよね。エレクトーン演奏グレード3級で、初見演奏が上手にできるようになれば、試験をクリアできることはもちろん、生徒の前でも格好がつくと思うので、ここはふんばりどころですね。

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エレクトーン3級への合格を目指すならサンバやボサノバ音楽を聴いてみよう

ヤマハエレクトーングレード3級への合格を目指すなら、エレクトーンにかじりついてがつがつ練習するのではなく、もっと音楽性を磨くことに頭を切り換えてはいかがでしょうか。エレクトーングレード6級までは順調に合格したけれど、5級は何度受験しても合格できない人は、即興が苦手なこともひとつの原因だけれど、もうひとつには自由曲で演奏する曲のジャンルが偏っていることも挙げられるようです。

6級に合格して5級に何度かチャレンジしたけれど、合格できない人は、自由曲のレパートリーをもう1度見直すと良いかもですね。もしかしたら、8ビートや16ビートのリズムの曲ばかりが並んでいるのではないでしょうか。

できれば5級を受ける段階から、いろんなリズムの曲、あらゆるジャンルの曲に積極的にチャレンジしてほしいです。手前味噌で恐縮ですが、私がヤマハエレクトーングレード5級を受験した時は、自由曲のレパートリーが7曲もあり、8ビート、16ビートの曲も1曲ずつ入れていましたが、あとはスイング、タンゴ、ラテンなど、いろんなジャンルの曲を盛りませてみました。

そのせいか、試験官がとても喜んで、タンゴの曲を弾くように言われたのですが、結果は不合格でした。今思うと、とても苦い経験ですが、5級のレパートリーで、いろんなジャンルの音楽を演奏していたこともあり、4級の試験ではそれほど苦労することもなく、3級まで順調に合格することができました。

エレクトーン演奏グレード4級と3級の差は、いったいどんなところにあるのだろうと考えた時、とにもかくにもいろんなジャンルの音楽を聴いて、あとはもう自分のものにするしかない!と思いました。ちなみに、エレクトーングレード4級を受験した時は、少しラテン系の曲が多かったので、3級を受験する時は、もっともっといろんなジャンルの音楽を盛り込みたいと思うようになり、これまではあまり演奏したことのなかったサンバやボサノバといったブラジル系の音楽にチャレンジしてみたいと思うようになりました。

8ビートや16ビートの曲は、ノリやすいので演奏しやすいですね。だから、グレード6級や5級を受験する人の多くが、8ビートや16ビートの曲を中心に選んでいるようです。自由曲だから、受験するグレードに該当するのであれば、ジャンルはどのようなものでも構いません。演歌が好きな人なら、グレード5級レベルの演歌の楽譜もあります。

しかし、エレクトーングレード3級を受験するとなると、自分が得意なジャンルの曲ばかりを選ぶのはやはり考えものです。ここまで来たら、どんなジャンルの曲でも弾きこなせるようになりたい!と思い、サンバやボサノバのブラジル系の曲のCDをレンタルショップでたくさん借りてきては、テープに録音して夜寝る前には繰り返し聴いていました。

これまではテレビで、リオのカーニバルの風景を見て、サンバってこのように情熱的な音楽なんだというくらいに思っていましたが、CDを聴いてみると、わりと軽い感じのサンバの曲もあれば、激しくノリノリのサンバの曲もありました。私がエレクトーングレード3級を受験する少し前には、サンバから派生したジャンルの音楽だと思いますが、サルサと呼ばれるリズムの音楽が大流行した時期でもありました。

ブラジル系のCDを聴いた限りでは、情熱的なサンバも良いけれど、落ち着いたムードのボサノバの曲がとてもお気に入りでした。3級のレパートリーには、「オルフェのサンバ」というわりと軽いノリのサンバの曲と、「リカード・ボサノバ」という渋めのアップテンポのボサノバの曲を選びました。

後は、スペインの民族音楽にも興味を持っていて、パソ・ドブレと呼ばれる3拍子の独特のリズムの曲として、「グラナダ」というスケールの大きな曲を選びました。パソ・ドブレというリズム、若い世代の人はほとんど知らないと思いますが、社交ダンスで育った世代の人なら、よくご存知かもしれませんね。

このようにして、自分が興味を持ったジャンルの音楽をどんどん聴いて、演奏する曲の雰囲気をしっかりつかむようにしました。エレクトーングレード3級のレパートリー選びには、かなりの時間がかかりましたが、いろんなジャンルの曲に興味を持って演奏することで、音楽の貯金がどんどんできるんですよ。

難易度の高い試験ですから、合格までにはほど遠いと思うかもしれませんが、小さな一歩を踏み出すことが、合格という大きな切符を手に入れるための大きな一歩につながると思うので、まずはここからがスタート地点ですね。

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エレクトーン3級に合格できる人と合格できない人の違いとは

エレクトーンの試験に限らず、どんなジャンルでも試験を受ける以上は、必ず合格基準が決められています。ヤマハエレクトーングレード3級に1回の受験で合格切符を手に入れる人もいれば、2回、3回と何度か受験してやっと合格する人もいれば、「4級まではスムーズに合格できたのに、3級は10回以上も受験しているのに、いまだに合格できず、これまで何度不合格の通知が送られてきたかわからない。」と我が身を嘆く人もいるようです。

私の経験から言わせてもらえば、長いエレクトーンライフの中で、もっとも大きな壁となったのが、ヤマハエレクトーングレード6級に合格してから、その2年後に5級を受験した時です。8級から6級までは、学習者グレードとして受験していたので、趣味の延長としてエレクトーンを楽しむ程度で良かったのですが、5級以上はエレクトーンの指導者を目指すためのグレード試験であり、まして3級なんて現役のエレクトーン講師でも合格する人が少ないため、受験にチャレンジする人もだんだん少なくなってきているようです。

ヤマハエレクトーングレード3級にこれからチャレンジするかどうか、人それぞれいろんな考え方があって良いと思います。現役のエレクトーン講師として活躍している中で、「生徒もたくさん増えてきたし、とくに3級を受験しなくても、講師として生活に困ることもないので、4級まで合格したんだから、もうこれで十分。」と考えている人もいれば、「4級までなんとか順調に合格できたのだから、ここまできたらもう、グレード3級にチャレンジするしかない!」と固く決意いる人もいます。

エレクトーンの試験に限らず、どんな試験を受けるにしても当たり前と言えば当たり前のことだけど、試験を受けなければ合格はできません。しかし、試験を受ければ必ずしも合格が保証されるものではなく、ある一定の演奏レベルに達していなければ、結局は不合格の結果に終わってしまいます。

それなら話は簡単、とにもかくにも自分の持っている力をすべて本領発揮して、合格に達する演奏レベルに近づいていくしかない! エレクトーングレード3級に合格しようと思ったら、すべてはここから始まるわけです。

結論から言えば、私はとても運が良かったのか、ヤマハエレクトーングレード3級の受験は、幸いにもわずか1回で済みました。5級は2回目でやっと合格したので、4級なんてとてもとても合格できるわけがないと思っていましたが、幸いにも良き師に恵まれ、とても丁寧にご指導下さいました。そして、3級までその先生に指導を受けることができて、合格に導いてくれたことに、本当に感謝しています。

エレクトーン演奏グレード3級の試験は、受験しなきゃ合格できる可能性がないわけだし、私の場合は4級に合格してからしばらくの間は、「グレード3級なんて夢のまた夢」だと思っていたのですが、しばらくエレクトーンから離れて、ピアノのグレード5級にチャレンジしようかなと思うようになり、知り合いのピアノの先生から、いい先生を紹介していただいて、ピアノの先生の自宅にも2ヶ月ほど通いました。

ところが、ピアノを習えば習うほど、「やっぱりエレクトーンの3級を受けよう!」という思いが強くなり、ピアノはすぐに辞めてしまいました。エレクトーンからしばらく離れてみたことで、やっぱり私はエレクトーンの演奏技術をもっともっと磨きたい! 私には、そのための努力が必要なのだと再認識することができました。

その頃は、エレクトーンの先生もピアノの資格を取得するのが望ましいとも言われていたので、最初はそのつもりでしたが、あえてピアノを習い始めてから、私にはエレクトーンしかないんだ!と強く実感するようになり、受験に踏み切りました。

エレクトーン3級に合格できる人と合格できない人の違いって、いったい何だろうと今になって考えてみると、あとは本人のやる気次第ですね。もうここまできたら、音楽性の豊かさ、表現力を身につけることしかないですよね。そして、本当に音楽が好きなら、試験に合格したいという願いを叶えられるはずです。

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エレクトーングレード3級と4級の違いとは? 3級に求められる演奏力とは

ヤマハエレクトーングレード3級に合格した人は、全国各地にどれくらいいるのか、詳しいデータがないのでよくわかりませんが、極めて難易度の高い試験であることは確かです。幸いにも、私は良き師に恵まれたこともあり、きめ細やかな指導をしていただいたおかげで、1回の受験で合格できたので、とてもありがたいことだと思っています。

同期の講師さんに話を聞くと、「5回目のチャレンジでやっと合格できた」と答えた人もいれば、「3級にチャレンジしようと思ったこともあるけれど、作曲をしなければならないので、受験するのを迷っている」「今までに何度かチャレンジしたけれど、受験料や交通費もかかるし、忙しいレッスンの合間をぬって、3級のための勉強をする時間がとれない。4級まで合格できたのだから、もうこれで十分だ。」という人もいます。

ヤマハエレクトーングレード4級に合格していて、今後3級を受験するかどうか、賛否両論で人それぞれいろんな考え方があると思います。受験する以上は、「必ず合格する!そのためにはどんな努力も惜しまない!というくらいの強い覚悟を持ってチャレンジしてほしい」というのが、正直な気持ちです。

エレクトーングレード3級への合格を目指すなら、練習する時間を十分に確保する必要があります。そして、受験するのに曲目を決めて、自作曲や即興演奏なども、先生について指導をしてもらう必要があります。

ヤマハエレクトーングレード4級と3級との試験内容の決定的な違いは、自作曲が新たに加わること、そして即興Aと即興Bの難易度がさらにレベルアップすることです。即興Aについて、4級と3級の課題を比較すると、課題によっては、全体の小節数が長くなる場合もあれば、小節数が比較的短いものでも、コード進行が複雑になる場合もあります。曲の途中で転調する場合もありますので、不自然なコード進行だと減点されるリスクが高くなります。

「即興が苦手なら自由曲と課題曲で点数を稼げばいいじゃないの」と思うかもしれませんが、グレード5級以上の試験では、そのような甘い考えでは通りません。なぜなら、どの試験科目もある一定のレベルに達していなければ、合格できない仕組みになっているからです。

グレード試験が改正され、合格基準に達することができなかった科目があれば、ある一定の期間内に追試を受けて合格基準に達することができれば、合格と判定されることになりました。今から15年以上も前に5~3級のグレード試験を受験したことがあり、長いブランクがある人や、これから3級にチャレンジする人は、試験要項が以前とは変わっているので、まずは最寄りの楽器店に行って、エレクトーングレード3級の試験要項を取り寄せて、試験科目や内容について、確認しておきましょう。

ヤマハエレクトーングレード3級を受験する際に、4級を受験する時に演奏した自由曲や課題曲を選んでもとくにかまいません。演奏する曲が、3級のレベルに見合っているものであれば、4級受験の時に弾いた曲でも、なんの問題もありません。

それなら、自由曲や課題曲は何度も練習してきたからバッチリ!だと自信を持つ人もいますが、演奏する曲目は同じものであっても、豊かな表現力と演奏力が求められるのも、グレード3級ならではです。自分の演奏力をレベルアップさせるには、自分の演奏力がどんなものか、自分で把握する必要があります。エレクトーンには、録音機能がついているので、これをうまく活用して、試験の時に演奏する曲について、録音してみると良いですね。

わたしたちはふだん、CDやテレビ、ラジオから流れる音楽を聴いたり、コンサートや発表会で他人の演奏を聴く機会は多いですが、自分の演奏を自分で聴く機会は意外と少ないものです。ヤマハエレクトーングレード3級に合格するには、自分の演奏力を確かめること、そして今の自分の演奏には何が足りないのか、まずはそこからじっくりと分析することからスタートしましょう。

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エレクトーングレード3級にチャレンジ! より豊かな音楽性を追求しよう

ヤマハエレクトーングレードには、10級~6級までの学習者グレードと、5~3級までの指導者グレードと大きく分けると2種類に区分されています。基本的には、ヤマハの認定資格ですから、最初から5級を受験しても良いし、まだまだ5級レベルには達していないと思うなら、学習者グレードの6級から受験しても構いません。

私の体験談からお話しますと、幼少の頃にヤマハ音楽教室の幼児科・ジュニア科に通い、卒業してからはピアノの個人レッスンを受けていて、中3まで続きましたが、高校受験のためピアノをやめました。その後は、歌謡曲やポピュラー、映画音楽など好きな曲を趣味で演奏する程度でした。

20才過ぎてから、それでは物足りない!リズムや音色の種類が豊富で、ジャンルを問わずいろんな音楽が楽しめるエレクトーンを習いたいと思うようになり、学習者グレードのヤマハエレクトーングレード8級からチャレンジしました。

その後、7級、6級まではとんとん拍子で順調に合格していたのですが、やはり世の中というものはそんなに甘いものではなく、5級を初めて受験した時は、試験官からの講評がけっして易しいものではなく、やはり6級までの学習者グレードと5級からの指導者グレードでは、要求される演奏レベルにはかなりの格差が生じることを痛感しました。

しかし、そこは努力でカバーして2回目の受験で5級に合格して、その後は良き師にも恵まれ、4級、3級ともに1回の受験で見事合格切符を手に入れることができました。今日は、ヤマハエレクトーングレード3級に合格するまでの練習法などについて、詳しくご紹介できたらと思います。

ヤマハエレクトーングレード3級の合格率は、いったいどれくらいなのか、正確なデータがないので、詳しいことはわかりません。当然のことですが、5級よりも4級のほうが合格率が低く、4級よりも3級のほうが合格率はさらに低く、難易度が高いことは間違いありません。

3級では、より豊かな音楽性が求められ、オリジナリティあふれる演奏力、表現力、感受性が求められます。エレクトーングレード5級では、モチーフ即興はコード進行が自然な流れで、なおかつコード進行に合ったメロディーと伴奏がつけられれば合格基準をクリアすることができます。

4級では、もっとしゃれた感じのコード進行、少し意外性のあるコード進行が入っていると、高く評価されます。そして、3級のモチーフ即興では、基本的には5級・4級と同様に、ワンコーラスの構成で良いですが、全体的にしっかりとした構成力や表現力が求められます。

モチーフ即興は、グレード試験では即興Bと呼ばれていますが、メロディーが最初から与えられている即興Aとは違い、2~4小節のメロディーが与えられているだけで、その続きのメロディーをその場で作り、与えられたメロディーの雰囲気や流れに合うように、必要であればリズムを入れて伴奏をつけて演奏します。

試験の流れは、最初に即興Aと即興Bの課題が与えられて、10分間予見をしてから、試験室に入り、即興A・即興B・自由曲・課題曲・自作曲・初見演奏の順に演奏して、試験官からの講評を聞くといった流れになります。この10分間の予見の時間を上手に活用することが、3級合格の重要ポイントとなります。エレクトーングレード3級だけではなく、ピアノの演奏グレード5~3級やエレクトーン5級・4級についても同様です。

モチーフとして与えられた課題について、メロディーの持つ雰囲気やどんなリズム、伴奏が合うか考えること。音楽は、メロディーとリズムとハーモニーで成り立っているわけですから、与えられたモチーフの課題について、メロディーとコード進行をどのように発展させるか、どんなリズムでどんな伴奏で演奏するか、そしてどれくらいのテンポで演奏するか、予見時間の10分間の中で、イメージトレーニングをします。

しかし、モチーフ即興だけに10分間を割くのではなく、即興Aの課題もありますので、両方合わせて10分間です。3級の試験は、時間との戦いであり、自分がこれまでに培ってきた音楽性が問われる試験であるということを認識しておくことです。

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エレクトーングレード5級の即興課題をクリアするには

ヤマハエレクトーングレード5級に何度チャレンジしても合格点に届かない! いつもいま一歩のところでつまずいてしまう、即興Aが苦手で思うように演奏できないなど、人それぞれいろんな問題点を抱えていると思います。

何度チャレンジしても合格点にあと1,2点足りない人は、その原因についてよく考えてみましょう。試験官の講評は厳しいことを言われることもありますが、今後に向けての良きアドバイスをしてくれるので、言われたことを忘れないうちに必ずメモしておきましょう。

おそらく、不合格の結果に終わるほとんどの人が、即興が苦手なのではないでしょうか。自由曲は既成曲なので、楽譜を見て何度も弾いているうちに、演奏テクニックや表現力が自然に身についてきます。しかし、即興Aの課題はメロディとコードネームだけしか書かれていなくて、自分でどう表現するのか考えなくてはなりません。

楽譜には16小節程度のメロディとコードネームだけ、ここからどんな風に演奏したら良いのか、まずはここからイメージしてみましょう。エレクトーンは、ピアノとは違い、音色やリズムの数が豊富にあるので、このように表現したい!と思ったら、人それぞれいろんな演奏ができると思います。

このようなイメージで自由に表現したい!と思ったら、その曲の雰囲気に合う音色やリズムを選んで、演奏できる! これがエレクトーンの最大の魅力ではありますが、決まった答えがない分、イメージしたものを表現することの難しさがあります。

即興Aが苦手な人は、16小節程度の課題を渡された時に、伴奏づけはどうしよう、2コーラス目の変奏はどんな感じに演奏しよう、エンディングはどんなコード進行にしようと、形にとらわれているようにも思えます。

そうではなく、課題を渡されてから、まずはメロディを見て曲をイメージしてはいかがでしょうか。「この課題ならラテンの雰囲気が合うかな」とか、「弾んだ感じのメロディだから、2ビート、4ビートのリズムが合うかな」とかイメージすると良いですね。

そうすれば、コードネームに沿って伴奏付けの仕方も、雰囲気がすぐにつかめるようになります。即興Aでは、ラテン風のメロディが出題されることが多いのですが、意外なことにラテン音楽を聴いたことがない人が多いようです。ラテン音楽と言えば、一昔前の社交ダンスのイメージがあり、今の20代や30代や40代の若い人たちにはなじみが薄い音楽のようです。しかし、2ビートや4ビートのスイング系のリズムよりは、ラテン系の音楽のほうが、演奏しやすいので、これを機にラテン音楽をぜひ聴いてほしいですね。

ルンバやサンバ、ボサノバなどのリズムがありますが、興味があれば、このようなリズムの音楽の歴史について調べてみるのも面白いと思います。ルンバの名曲には「ある恋の物語」ボサノバ系の曲には「おいしい水」「デザフィード」、サンバ系の曲には「コパカバーナ」などの名曲があります。

今の若い世代の人には、なじみが薄い音楽ですが、その分、とても新鮮に感じられることでしょう。スイング系の曲では「A列車で行こう」「枯葉」「モーニン」などのスタンダードジャズの名曲があります。CDショップに行くと、セテン系やジャズの音楽のCDが格安価格で販売されていますが、CDレンタルショップで探してみるのも良いですね。

いろんなジャンルの音楽を積極的に聴いて、どんどん自分の中に吸収して豊かな音楽性を身につけてほしいと思います。ジャズやラテンの音楽をたくさん聴いて好きになれば、即興Aの課題も、自然にジャズ風、ラテン風に演奏できるようになりますよ。エレクトーングレード5級を突破するには、まずはいろんな音楽を聴いて、しっかり吸収することが大切ですよね。

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エレクトーン5級にチャレンジしてより豊かな音楽性を身につけよう

エレクトーンを習い始めてから、6級まで順調に合格してきたのに、5級を受験して試験管の厳しい講評や自分の実力不足に思い知らされ、しばらくはやる気がでなくなった人もいれば、試験管に厳しいことを言われても、これを励みにさらに精進して合格を目指す人もいます。

これまで何度かヤマハエレクトーングレード5級の受験合格を目指して、試験会場に足を運び、チャレンジしたけど、即興が苦手で合格できなかった人が多いようです。受験が終わった後、1か月後に合格通知が来ますが、いつも合格点に1~2点、ほんのわずかに点数が足りずに不合格の結果に終わる人もいます。

私がヤマハエレクトーン5級を受験していた頃は、試験が1回限りだったので、1か月後に結果が来て不合格だった場合は、試験を受けなおしていました。しかし、受験要綱が改正され、今では追試制度があるので、1つの科目につき合格点に達しなかった場合は、その科目のみ再受験できるようになったそうですね。

1から受け直すのと、合格点に達しなかった科目だけ再チャレンジするのと、どちらがメリットが大きいのかはわかりませんが、とにもかくにも合格を目指すのであれば、再チャレンジするより他に方法がありません。

6級までは順調に合格していた人にとっては、エレクトーングレード5級はひとつの大きな壁であり、今までのエレクトーンライフの中では、最大の試練なのかもしれませんね。そういっては少し大げさかもしれませんが、大きな山をひとつ超えようと思ったら、あとは努力あるのみ!ですね。

そして、エレクトーングレードを受ける目的について、もう1度考え直してはいかがでしょうか。合格するには、合格基準を十分満たした点数をとらなければなりませんが、それではただ数字を追っかけているだけで、音楽を演奏する楽しみがなくなってしまいます。

少し見方を変えてみて、音楽そのものをもっと余裕をもって楽しんではいかがでしょうか。グレード試験は、学校の期末テストや中間テストのような感覚で受験しても、緊張が高まるばかりで、楽しくもなんともありません。

グレード試験は、自分の発表会やコンサートのようなものだと思って、「試験管に楽しく演奏を聴かせる」というくらいの気持ちの余裕がほしいものです。即興Aや即興Bは苦手だけれど、即興課題だと思って演奏するから、試験管に評価されることばかりに気をとられてしまい、スケールの小さな演奏になってしまうこともあります。

日頃からスイングやワルツ、8ビート、16ビートの曲をたくさん聴いて、その中からいろんなものを吸収して、自分なりの音楽の表現ができるようになれば、自然に即興演奏が楽しくなるというものです。そして、音楽を体で感じているなら、自然に体が動くはずです。

グレード試験で不合格になる人には、ある共通点があると言われていますが、楽譜通りに演奏してはいても、リズム感やノリが感じられず、まるで機械のように手と足だけが動いている人が多いようです。とくにグレード試験で演奏している時は、さらに緊張感が高まり、ひざがガクガク震えて力が入らず、肩には余分な力が入り、手が震えて力が抜けてしまい、タッチによる表現力がいのひとつ出ていない、そんな人が多いようです。

まずは気持ちを落ち着けて方の余分な力を抜いて、音楽に集中してリズムのノリを楽しく表現できるようになれば、合格間近だと思います。要は、気持ちを変えて試験に臨めば、結果はあとでついてくると思います。グレード試験は、「合格点を目指す」というよりは、「音楽を楽しむ」というように、ものの見方を変えるだけで気が楽になるし、素敵な演奏ができることと思います。

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